1月3日にTBSラジオで「令和に復活!コサキンDEワァオ!40周年です、ワァオ!」が放送されていたので聞きました。
この番組は、1981年10月から2009年3月まで名前を変えながら放送されてきたラジオ番組です。
一部期間を除き、深夜帯で放送されていました。
今年は放送開始から40周年ということで、2時間の放送で復活しました。
コサキンーー小堺一機と関根勤のお二人のパーソナリティが繰り広げる、中学二年生が放課後に話すような、くだらなくて、おバカなトークが楽しい番組でした。
私はこの番組に強い思い入れがありまして…。
学生の頃でしたが、深く悩むことがあって苦しい時期がありました。
いま思えば鬱状態。病院に行かなかったのが不思議な状態で、駅のホームに立っていると何度も列車に吸い込まれそうになりました。
そういう時は「家族や友人を頼りにして…」などと世間では言われますが、実際にそんな状態になったら頼りになりゃあしない。
全然解決の付かない状態でした。
その時に支えになったのが、このコサキンのラジオでした。ラジオの向こうから聞こえるおバカなトーク、くだらない話。
深夜に生放送で聞いて笑っては、録音したのを何度も聞いては笑い…、毎週それが楽しみで、なんとか生き永らえることができました。
家族の不可解そうな眼差しよりも、友人の上っ面だけのアドバイスよりも、笑った方が遥かに力になる。
それが私が人生の闇の中で掴んだ真実でした。
日本の神話にも天照大御神が天の岩戸に篭もられて世界が闇に包まれた時、アメノウズメの命の踊りを見て八百万の神々が大笑いして、天の岩戸を引き開けた話があります。
危機の時は笑うことが大切。
日本には神代の昔から、そうした知恵があった。
万世一系や縄文1万年も重要ですが、日本にはそうした知恵があったことこそ誇るべき話ではないかと思います。
さて、久しぶりに聞いたラジオは、相変わらずおバカなトーク盛りだくさんで楽しかったです。
ラジオで写真ネタやるのは、コサキンくらいではないでしょうかw
でも、リスナーさんの文章がもう面白い。
写真は見えないけど、石器時代の歯型だったようで、研ナオコが笑うとそういう口になる、というネタでした。
何となく想像できるから困るw
他にも「意味ねぇCD大作戦」など懐かしいコーナーが復活していて、2時間楽しむことができました。
コロナ禍で社会的には大変な情勢ですが、聞いたおかげで上向きになった年の始めでした。