Perpectual Contract(無期限先物)テスト版公開を記念して、5/17~31で収益コンペを行っています。無期限先物って?というユーザーさん、多いと思います。ワタクシも最初は分かりませんでした。そこでどういった取引になるのか、今回のテスト画面を参照しつつ説明していきたいと思います。なお、証拠金、レバレッジ等の知識があるという前提での説明となりますので、言葉の意味が分からない方はまずご自身でお調べいただいてから読み進んでいただけますと理解が深まります。また、コメントでも質問は受付ますのでお気軽にコメントください。
まず、先物取引とは文字通り先の価格を予想して現物の取引をすることを言います。決済する時期は決められており、その時点で利益の有無にかかわらず決済をしなければなりません。
(例 Aさんはどうしても欲しい壺を骨董品店で発見しました。価格は100万円。大金です。すぐに準備ができる金額ではありません。そこでAさんは、店主に【1か月後に100万円で買う旨】を約束します。店主がOKし契約成立です。さて、1か月後期日が来ます。2パターン考えられます。
①壺が120万円の価値がついた場合
Aさんは壺を100万円で購入できるだけでなく、20万円の価値を手に入れます。店主はダダをこねても仕方ありません。壺を売る事になります。
②壺が80万円の価値になった場合
Aさんは壺を100万円で購入しなければなりません。逆に店主は20万円の利益が発生します。
このように、先物には基本的には【決済期日】が設けられます。今回CoinExの提供する【無期限先物】は、この期限を撤廃した先物という事になります。ですので、いつ売買しても構いません。決済タイミングを自身で決めることができます。
それでは取引画面より進みます。
①レバレッジ:証拠金にレバレッジをかけられます。例えば1BTCを証拠金にレバレッジを×20にすると、20BTC分の取引が可能になります。クロスマージンor分離マージン(レバレッジは20倍まで)。テスト版では20倍ですが、本稼働では100倍まで可能という説明がされています。
②種別:成行、指値、ストップ指値があります。
③数量(枚):ここはあまり気にしなくてもよいかもしれません。下のパーセンテージバーを使用して実際に証拠金をどのくらい使用するかを決定します。推定コストに概算が表示されます。
④買い(ロング)or売り(ショート):購入する価格より高くなると思ったらロング、安くなると思ったらショート。
次にポジションの画面です。この画面では現在ロングポジションを持っています。
建玉平均価格:エントリーした価格です
清算価格:この価格になった場合、自動的に決済がされてしまいます。ロスカット価格です
収益率:決済した場合の収益率です
未実現損益:含み益、含み損を表示します
成行で全決済:取引板に従って成行で決済します
部分的に決済する場合には、右側のパーセンテージに必要分を入力して【決済する】を選択します。
レバレッジは少ない証拠金で大きな取引可能ですがデメリット、リスクがあります。
<レバレッジを低く設定した場合>
メリット:ロスカット金額まである程度余裕ができるので、落ち着いて取引ができる
デメリット:証拠金がたくさん必要
<レバレッジを高く設定した場合>
メリット:少ない証拠金で取引ができる
デメリット:ロスカット金額までが近くなり、余裕がない。一時的な上下に巻き込まれる可能性がある
期限がないので、FXとあまり変わりませんね。今回の収益コンペでは、一定期間の総収益を競います。
現在の総収益は【わたしのランキング】で確認ができます。ただし、収益がプラスの場合のみ表示され、マイナスの場合は添付画像のように表示はされません。
ページの下には収益ランキング。報酬が出る100以内の順位が出ています。総収益とはコンテスト期間内にどれだけ収益を上げられたかの実績です。なお、この実績には利確していない分(含み益)は含まれていません。BTCの安い時にフルレバで仕込んでおいて、最終日で利確するユーザーさんも多数いると思います。そうなると、このランキングは大いに変動する可能性はありますね。
コンペは5/31まで行われます。参加は無料、テストで使用する疑似BTCは無料で貰えます。そして100以内に入れば最低100USDT分のBTCが報酬となりますので、かなりおいしいイベントとなりますね。あとは取引で収益をあげるのみ!まだ参加されていない方は、是非参加してみてください!
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