週末ごとに天気が悪いが、紅葉は確実に上から下に下りてきている。今年は進みが遅くてたぶん1500m位が見頃ではないか。曇りだと紅葉もパッとしないが確認のためにも行くしかない。
10/26土
9:00 馬狩料金所前P
9:20 鶴平新道登山口
12:20 三方岩岳
14:50 馬狩料金所前P
上昇量 1350m
距離 12.5km
白山ホワイトロード馬狩料金所前に車を止めて、いったん道路を下って野谷荘司山の尾根道である鶴平新道から登る。
1100m前後のブナ林はまだ緑が多いが、そろそろ見頃を迎えていた。ブナ林から上部は早々に樹高が低くなる。そこそこ色づいていたが、高い木は台風にさらされたのだろう、葉っぱは無くなっていた。
河川氾濫、水害のニュースが連日報じられている。富山県は治水が昔からしっかりしている。立山ではいまも砂防工事が続いている。庄川上流では利賀ダムの建設が進む。小さな河川には堰堤がいくつもある。山から土砂が流れ出て川の水位が上昇することで洪水のリスクも高まるんだろう。
工事ばかりしやがって、税金の無駄遣いかとも思っていたが、地球温暖化で巨大台風、豪雨と今後も毎年襲ってくるようだと必要性も高まる。
野谷庄司の痩せ尾根は右が白谷、左はくるみ谷に切れ落ちている。土砂崩れが進んで、もろい斜面は木も育ちにくく、さらに崩落しやすい。
1500mから上部の紅葉は終わっていた。
山頂部と稜線歩きは雲の中で、写真はとらなかった。そんな天気だが三方岩岳展望台には数組休憩していた。曇りながらも下りは順光になるので紅葉もややきれいに見えた。
三方岩岳1400mから下の広いブナ林はいい感じて紅葉の盛りだが、どうも葉っぱが少ない。なんとなくスカスカ。
登山口付近のカエデが色づいていた。1000m前後は来週紅葉のピークを迎えそう。葉っぱもたくさん付いていた。
一年で一番楽しみなのが山の紅葉なのに今年は天気とタイミング、台風の影響もあってちょっと残念。11月は紅葉のきれいなお寺巡りでもしようかしら。