2016年10月の記録。
能登半島、残された課題をこなしてきた。
朝自宅を出る頃には雨が降っていたが、穴水に着く頃には上がっていた。
いつものごとくワンボックスにチャリを積み車で移動してスタート地点へ。輪島に抜けてから海岸線を行き、直に千枚田に着く。千枚田は田んぼ一枚一枚にオーナー名の木札が立てられていた。
今日は風もなく、波も非常に穏やかだった。窓岩では岩を伝って穴の近くまで行ってみた。近くで見ると結構な迫力、ちょっとしたアドベンチャー。
この辺りでは冬になると波の花が舞う。
能登の揚浜塩田は朝ドラ「まれ」で全国区になったようだ。以前は寂れた様子だったが、小ぎれいな塩田があちこちにあり観光施設も建てられている。
この地区は今日お祭りのようだった。キリコ祭りは神輿や獅子舞のように地区ごとに行われる。
かかし通りを過ぎると禄剛崎だった。
道の駅から急坂の遊歩道を登ると灯台の広場に出る。20数年前にチャリで来た時、ここで朝日を見た。
眼下の岩の千畳敷で釣りをしている人がいた。
見附島を過ぎたら見るものはないのでつまらないなと思っていたら、縄文真脇の看板を発見。寄ってみることにした。
資料館に300円払って入る。4500年前の真脇土器は均整のとれた形と文様で、まるで芸術品だった。感心した。資料館には大学生の団体がいた。
外の木柱のレプリカに移動して先生らしき人が一生懸命説明していた。縄文人もこんな風に集まって祭祀を行っていたのだろうか。
真脇遺跡をあとにして、残り50kmを休みなく漕ぐ。細かいアップダウンがいくつもあってきつかった。今回は海側を走りたいと思って時計回りにしたが、後半見所もなく長く感じてつらかった。反時計回りのほうが後半に見所をもってこれ、ラストがヒルクライムでがんばれて良かったかなと思った。今日はチャリダーに一人も会わなかった。
2016/10/1土
6:04 スタート地点
7:29 千枚田
8:03 窓岩
8:28 垂水の滝
10:00 禄剛崎灯台
11:40 コンビニ 12:05
12:26 見附島
13:40 真脇縄文館 14:15
16:30 ゴール地点
距離 165.6km
高度上昇 1257m