2017/9/9土
5:40 鍋平P
7:35 小池新道
10:55 鏡池 10:20
12:00 双六テント場 12:35
14:20 三俣蓮華岳
15:50 双六テント場
距離 22.5km
高度上昇 2088m
新穂高第一駐車場は閉まっており、第三駐車場はいっぱい。鍋平へ移動して停めた。そこから30分かけてどろどろの道を下り、登山センター前に出る。多くの登山者がめいめい準備をしているなか左俣林道へ向かった。
ワサビ平小屋を越え、ブナ林を抜けるとようやく小池新道である。小池新道は歩きやすいように石が平らにきれいに並べられていた。実に快適で初心者でも安心して歩けるだろう。帰りの飛騨沢右俣谷とはえらい違いであった。
とはいえ、小池新道は途中槍がちらりと見えるだけで、他に特に見るものもなく、黙々と登る。熊の踊り場という水の流れる小さな草原を過ぎると鏡池だった。
ここまでチラとしか見えていなかった槍穂高が、鏡池で突然視界が広がってドーンとご対面となる。それが感動を呼ぶのだろう。自分はちょっと期待外れだった。
鏡池というわりにだいぶ屈まないと山が映らないし。屈み池か?この奥にもっときれいな池があるのかなと探しに行ったほど。
あちこちの山に行っていろいろ見ていると、だんだん感動しなくなるのかもしれない。
鏡平からは森林限界となり、ずっと槍ヶ岳を眺めながらの登山となる。眼下に鏡池と山荘が見えた。
弓折乗越から稜線に出ると周りは山だらけ。地元富山の山や、白山からは街や海も見えるが、この辺はどこを見ても山だけである。
双六小屋のテン場に着いて荷物を降ろし、ウエストポーチにカッパとカメラだけを入れて三俣蓮華岳へ向かう。なんだかいやらしい雲が出てきた。
三俣蓮華巻道は小さな沢を何カ所も横断し、やがてカールに出る。
うーん、なんて素敵なところなんだ。緑の絨毯に岩が点在する日本庭園、水がさらさら流れる音がする。こういうところが一番好き。
山頂は、雲で遠くの山は見えなかった。帰りは稜線コースで双六岳に行く予定だったが、ガスが晴れず真っ白だったので中道を選択して戻った。
双六小屋で缶ビールを買って、あとはテントでまったり。昼に着いた時は10張りほどだったが30ほどに増えていただろうか。
5時を回っても何組か登ってきていた。
二日目