岐阜県の郡上八幡は水の流れが美しい古い町並みです。町とお城をぐるっと回るコースを紹介します。まずは車を停めましょう。市民病院横の公園の駐車場に停めます。
町の中央通りに出たら、東に向かって歩きます。
途中、水の流れる小路「やなか水のこみち」に入りましょう。奥には小さな社もあります。お詣りをしてさらに南に進むとお寺に突き当たるので、東に進みます。
再度水の流れる通りを曲がって元の中央通りにもどりましょう。
旧庁舎記念館の前にでます。
記念館の中は、観光センター、お土産販売、喫茶コーナーがあります。物色して欲しいものがあれば帰りに買いましょう。
旧庁舎の裏口からでると、いがわ小径です。
きれいな水が流れていて、鯉がたくさん泳いでいて歩く人の目を楽しませてくれます。
いがわ小径突きあたりで左に階段を降りると吉田川に出ます。この吉田川は長良川に合流しています。川沿いに踏み跡があるので旧庁舎方向へ下っていきます。滑りやすいところもあるので気をつけて。
橋まで来たら上にあがって、橋を渡ります。
この橋は、お祭りになると若者たちが度胸試しで吉田川に飛び込みをする橋です。川をのぞき込むと、この場所だけ水深が深くなっているのがわかります。
橋を渡った突きあたりに郡上八幡城へと続く遊歩道があります。郡上八幡城は山城でここから登りとなります。
やがて車道に合流しますが、車道には出ずに脇の遊歩道を登っていきます。息が切れますが、10分ほどで登れます。
お城は桜の名所になっています。4月中旬に満開になるようです。郡上八幡の町を眺めて少し休憩しましょう。
休憩を終えたらお城の駐車場へ回って、トイレの奥の遊歩道へと進みます。
こういう道に来ると走りたくなるものですよね!
分岐点は左に折れて八坂神社へと行きます。右に行くと学校、まっすぐ進むと山道を登っていきますが、特に眺望も得られません。
ず〜と木段を駆け下りていくと神社の屋根が見えてきます。
はい、出ました。ここも清らかなお手水が蕩々と流れています。郡上八幡は水の豊富な町です。
ここからは寿司屋の脇を通ってしばし普通の住宅地を過ぎて、惣門坂を登ります。
惣門坂を出ると柳町です。
町で一番大きなお寺、安養寺を見たら右に折れて大通りに出て北方向に進みます。(戻る感じ)
途中、裁判所前から安養寺本堂の上に郡上八幡城を確認できます。
博覧館の真ん前に来たら左の小路に入りましょう。
小路には途中、こんな置物も。
職人町通りにでます。この通り、どの家も玄関前にバケツがぶら下げられています。
飴やさんの軒先には、燕が巣作りを始めていました。飴屋さんの横が名水百選、宗祇水への入り口。
いまでも利用する人はいるのでしょうか。
宗祇水で喉を潤したら戻って橋を渡ります。渡ってすぐのお土産屋の脇を歩きます。
少し迷路のような路地を、古びた旅館の玄関前を過ぎて、通りにでるとそこは中央通り。旧庁舎へと戻ります。
旧庁舎前の駐車場から橋の下へと降り、川沿いを歩きます。
ずっと古い木造の町並みを眺めてきましたが、最後はコンクリートの懸崖作りの建物に驚きます。
とにかく水がたくさん流れている町ですね。ここは降雨後など、あふれて歩けないときもあるので注意。
建物の下からも水が流れ出ている。
そのまま吉田川を下流へと行けば、スタート地点の公園のすぐ近くに着きます。郡上八幡の主要なところをすべて見て回るコースでした。ジョギングなら1〜2時間、歩いて3時間です。お疲れさまでした。