はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
・国内旅行で北に行くといえば、北海道。
・北海道といえば蝦夷です。
・蝦夷といえば、アイヌ民族の土地。
日本を発祥とする神道とは縁が遠い文化圏なのですが、、、こちらにも神社があったりします。
北海道神宮は、江戸時代から議論が始まり、明治に入ってから鎮座された、比較的、新しい神社。
祀られている神様は、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の開拓三神。前身は「札幌神社」末社である開拓神社は、蝦夷地を切り開いた功労者が多く祀られています。大鳥居が北東を向いている点も特徴、どういう意図なのかは、おもしろいので調べてみてください。
■北海道神宮(御朱印)
■オフィシャルサイト
こちらになります。
■交通アクセス
北海道札幌市中央区宮ケ丘474
札幌地下鉄にて、札幌駅から乗車、大通りで乗り換えて、円山公園(まるやまこうえん)にて下車後、徒歩10分程度。北海道の原始林を維持保護している円山公園、札幌市内の動物園として有名な円山動物園に隣接しています。
広い敷地にどっしりと本殿を構えた、見ごたえがある建物です。
北海道旅行でスケジュールに少し時間が余った際は、足を延ばしてみるのも良いでしょう。
■個人的な思い出など
こちらも色々考えさせられますね。
歴史が比較的浅く、成立するにあたっての資料が数多く残っているため、当時の有政者の意図がありありと読み取れます。
これは「蝦夷を開拓した側から見た、蝦夷歴史の捉え方」の1つです。
沖縄側は、曲がりなりにも土着文化に歩み寄った形跡があるのですが、こちらにはそういった形跡がありません。「この広大な大地を切り開いた祖先達を称える」という主張のみに特化しているので、人は選ぶよねというのが素直な感想。開墾者の方々の功績を称え、後世に伝える為の施設も必要なのは理解しますが、北海道鎮総守を名乗るのは、う~ん。
まぁ、それはそれとして、
今、そこに神社があることで、精神的に救われている方々も、確かにいらっしゃいますので、過去は過去、今は今、未来は未来として、整理して評価していきたいなと思います。
あ、建築物的観点から見ると、かなり好きなデザインです。
■ギャラリー
さて、次回。
関東圏に舞い戻って、武蔵国の一宮ネタに行きましょう!シンプルなように見えて、意外に深いのです、ぢつわ。
ではでは。