今回は、
についてです。
まず、今年の大きなALISの動きとしては、
・Avacusとの協働
・カストディ規制対策
この2点が大きく上げられます。
時期的にコロナ感染初拡大の時期と重なってしまい、そこまで流行ることのなかったAvacusとの協働ですが、個人的にはかなり重宝しているというか、感謝しています。
なぜならば、ALISは国内取引所にも上場していないし、海外でも今までパッとしない取引所ばかり上場した結果、これまでに3分の2が閉鎖して、残った1つもロシアンルーレットという状態でした。
そんな中、国内のサービスである「Avacus」と協働できたのは非常に良かったと思います。
次にあげられるのは「カストディ規制対策」だと思います。
このカストディ規制対策が出来ずに終了してしまったサービスも数多くある中、ウォレットパスワードを実装して存続に繋げたのは非常に良かったと思います。
また、今まではアカウントのパスワードさえ知っていれば入金・出金・投げ銭が出来てしまっていたので、それにプラスしてウォレットパスワードを追加したのはセキュリティーの面でも良くなったと思います。
ここからは、ALISが動いたというよりは外部サービスがALISに関連して動いたことを説明します。
先ほども述べたようにALISは国内取引所に上場しておらず、海外の取引所も現状はロシアンルーレットYobitが息をしているかどうかという状況です。
ただ、それはあくまで全てCEX(中央集権型取引所)の話で、DEX(非中央集権)だと話が違います。
ALISはこれまでDEXでもiDEX・ForkDelta・EtherDeltaに上場していました。…が、CEX同様あまりパッとしない取引所ばかりです。おまけにiDEXはALISの上場を廃止したようで、現在取引が出来ません。
しかしここに来て最強のDEX取引所が出てきました。そうです。Uniswapです。UniswapはこれまでのDEXとは違い、数多くのERC20トークンが上場しました。
もちろん、ALISもERC20なので例外ではありません。
こうして、ALISもYobit以外にも取引所が(一応)できたわけですね。
ですが、Uniswapにも欠点はあります。GAS代(ETH)が必要なことです。このGAS代がないと取引が出来ません。さらに連携先のウォレット(メタマスクなど)から引き出すときにもGAS代が必要になります。かなり面倒ですよね。
このDharmaはGAS代不要で取引ができるサービスとして登場しました。そして取引はUniswapで行いますが、本来必要なGAS代は0で取引が出来ます。(多少の手数料はありますが、最近それも値下げされました)
もちろん、Uniswapで取り扱っている通貨は全てDharmaでも使用できるので、ALISも例外ではありません。なので、GAS代不要でALISも取引できるのです。
詳しくは下の記事に載せましたのでご覧ください。
ただし、Dharmaにも欠点はあります。
$75以上じゃないと取引ができないことです。つまり、1ALIS=1円だと約8000ALIS、2円だと半分の約4000ALIS、3円だと約2500ALIS必要です。最近はALISの価格が約1.5~約2円ぐらいなので、どのくらい必要なのかはDharmaでシュミレートしたほうが早いですが、まあ沢山必要ですよね(汗)
追記:再度確認したところ、$25以上に変更されていました。これは良いかも。
ALISとの協働後、Avacusでも大きな動きがありました。
まずはALISウォレットの出金手数料値上がりです。10ALIS→100ALISに値上がりしました。
背景としてはGAS代の高騰や、ALIS→Avacus→Yobitルートの需要が高まったことでしょう。Yobitは、Avacus経由じゃないと出金できないからです。
しかし新規の人にも悲報が。
2020年7月以降、Avacusの新規ユーザー登録を停止しました。
半年以上経ちましたが、まだ再開には至っていません。
つまり、もしALISをETHやBTCにしたい場合、UniswapかDharmaを使うしかありません。Yobitは使えないのです。
まあ、仮に使えたとしても、手数料で120ALISも持ってかれるので、果たしてそれがいいのか悪いのかは…分かりません。
最後に私個人の主観になりますが、私がALISに「どう動いてほしいのか」についてお話します。
ALISはずっと国内取引所上場を目標にしていますが、目標にしているだけで、未だ達成できていません。
もはや、国内取引所だけを目標にする時期は過ぎたのではないか、と思います。
それなら、現状Yobitしかない取引所でやりくりしようとするのではなく、他のもっと良い海外取引所への上場が先なのではないでしょうか。
Uniswapにしろ、Dharmaにせよ、ある程度の不便があります。それに、DEXだとBTCに直接換金できないですし。(ETH系限定なので)
国内取引所も確かに大切です。でも、それ以前に海外取引所でどこか良い所に上場しておくのも手です。そこから国内取引所でも遅くはないです。
これは以前、ALISが伸びない理由でもお話ししました。
これに関しては、知名度がかなり低く、かつあまりALISの良さが伝わっていないのが課題点です。
何らかのきっかけを作って、ALISユーザーを取り込まないと、マジモンの限界集落になります。というか、残念ながらそうなってます。
ALISには他のSNS・ブログにはない点が備わっているので、そこをもっとアピールしないともったいないです。
ALISは未だバグが多いです。エディター内のコピー&ペーストはできませんし、画像も向きがおかしかったり、そもそもアップロードできなかったり、エラーが重なって見えなくなったり、公開できなかったり…と、私が分かる範囲でもバグは多いです。
こうしたバグを直していくことも大切だと思います。
ALISにはまだまだ課題点が多いです。その課題点を2021年どうするか。これが一番大切だと思います。
2021年こそ、ALISが流行りますように!
以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。