今日は2018年6月4日です。
-
皆さん、ALISの「いいね♡」の数は信頼できないものだって知ってましたか?
はい、こう書くと、なんだかALIS批判のようになりますね。
しかし、結局の所、ALISが備える"信頼性可視化ロジック"という視点から眺めれば、ALISに限らず、SNS全般の「いいね」の数という指標は、信頼できないものだという前提が存在します。
-
そもそも、SNSの「いいね」の数が信頼出来るものであれば、ALISはわざわざ"信頼性可視化ロジック"なんていう代物を持ち出さずとも良い訳です。
でも、ALISは、"信頼性可視化ロジック"を通して「トークン」を付与しています。
なぜ、ALISは「いいね」の数に単純に比例した数量の「トークン」を付与しないのでしょうか。
なぜ、ALISは"信頼性可視化ロジック"を通して「トークン」を付与するのでしょうか。
-
それはつまり、既存のSNSに存在する問題点を解決するための、ALISからの提案なんです。
-
「いいね」の数
↓ ↓ ↓
信頼性可視化ロジック
↓ ↓ ↓
「トークン」付与
この一連の流れによって、ALISは記事の信頼性を評価しようとしています。
-
-
-
-
上記mediumのページでは、ALISが不正検知の仕組みとして以下3つの対応を挙げています。
・Case 1:不正な信頼度獲得に関する対応
・Case 2:元々の影響力が高い人に評価が集まることへの対応
・Case 3:先進的な記事がまったく評価されないことへの対応
-
つまり、現在のALISは"信頼性可視化ロジック"を構築することによって、これらの既存SNSに存在する問題点を解決しようとしているわけです。
-
先日、mahsonoblogさんがこんな記事を出していました。
僕はmahsonoblogさんの記事が大好きで、よく読んでいますが、この記事で触れられている「いいね」が互助機能だという指摘は、既存のSNSに存在する問題点であり、ALISが"信頼性可視化ロジック"を持ち出して記事とユーザーを評価する理由の一つだと思います。
決してALISだけの問題ではないのです。
-
また、最近のALISでは、良い記事なら「いいね」が集まるから、もっとコンテンツの磨き込みや書き方や魅せ方を工夫しようといった提案が散見されます。
当然、誰かに見てもらうために記事を書くわけですから、コンテンツの磨き込みも、書き方や魅せ方の工夫も、全て必要なことです。
しかし、本当に、良い記事であれば「いいね」が集まるのでしょうか。
はたして、良い記事というのは、どのような尺度で評価されるのでしょうか。
-
結局の所、「いいね」というのは人気投票でしか無く、「いいね」が沢山集まった記事は、そこに参加する大勢のユーザーから支持された記事であるということでしか無いのです。
上記mediumのCase 3で触れられているような先進的な記事や、少数意見の記事は、「いいね」の数だけでは見定めることが出来ません。
-
そうなんです。だから、ALISは"信頼性可視化ロジック"を持ち出して記事とユーザーを評価するのです。
-
-
-
当然、ALISの"信頼性可視化ロジック"は、現在でも完璧な信頼性の評価方法とはなっていないと思います。
そして、これからも絶え間ない調整が加えられ、完璧な信頼性の評価方法を常に探っていくものであると考えられます。
もしかすれば、AIアルゴリズムの発展によって、将来のALISでは人間の関与しない高精度な信頼性の評価方法が生まれるかもしれません。
また、将来的には、おそらく、信頼性可視化ロジックがパブリックチェーンに記録されることによって、ALISに参加するユーザーが「信頼性可視化ロジック」を評価することも可能となるかもしれません。
-
しかし、現状の僕らは、「ALIS運営チームを信用している」状態だということも忘れてはいけません。
もっと突き詰めて言えば、ユーザーは現状、「ALIS運営チームが構築する未来のALISを信用している」状態なのです。
これは、現状がβテスト期間中であることを踏まえても、致し方ないことであります。
これからのALISは、βテストを経て、様々な困難を乗り越え、やっとその先に、ユーザーが「ALIS運営チームを信用している」状態から「ALISを信用している」状態へバージョンアップ出来るのです。
-
そのためにも、ユーザーには、"記事に付いた「いいね」の数を信頼している"といった姿勢ではない、ALISが提案する"信頼性可視化ロジックを信頼している"といった認識が必要かもしれません。
つまり、"「いいね」の数"というのは、既存のSNSにも存在する一つの指標でしか無いということです。
-
また、ALIS運営チームは、「いいね」の数を記事に大きく表示するよりも、信頼性可視化ロジックを経た評価である「獲得トークン数量」を、より大きな表示としてユーザーに提示するべきだと考えられます。
それによって、ALISは既存のSNSと区別され、ユーザーや社会の認識にも変化が生まれるのではないでしょうか。
-
-
-
糖衣さんの記事にこんな事が書いてありました。
-
引用 この1か月でALIS大好きになりました。
今ネットで一番優しい場所では?
-
SNSとしてのALISは、現状、とても”優しい場所”だと思います。
そして、その背景には、mahsonoblogさんが指摘していた"「いいね」が互助機能"だという要因が確かに存在するものと思われます。
-
しかし、僕は、このような、相互評価として「いいね」が溢れるALISを否定しません。
ユーザーは、活発にユーザー同士の交流を行い、好きな人の好きな記事に「いいね」を付けるべきだと思います。
だって、それは太古の昔から人類が続けてきた、コミュニティを作る行動と同じことではないでしょうか。
なぜALISで情報を発信・消費するにあたって、僕らの血液に流れる"コミュニティを作る本能"を否定しなくてはいけないのでしょうか。
-
え?そんな馴れ合いの「いいね」が溢れたら、信頼できる情報に辿り着けなくなる?
安心してください、ALISには、"信頼性可視化ロジック"があるじゃないですか。
-
僕は、ALISが提案する"信頼性可視化ロジック"が機能すれば、今後も、”優しい場所”としてのALISは存在し続けることが可能であると考えています。
そのためには、"信頼性可視化ロジック"の磨き込みと、それを促す活発なユーザー間交流、そして、ユーザーが「獲得トークン数量」を情報評価の中心軸とする、といった姿勢が必要かもしれません。
-
ALISも含め、SNSの情報の信頼性は、「いいね」の数では評価出来ません。
だから、ALISは、"信頼性可視化ロジック"を用意して「獲得トークン数量」を調整しているのです。
-
僕は、優しい場所としてのALISを、これからも支持していきたいと思います。
そのためには、"信頼性可視化ロジック"の重要度、そして「獲得トークン数量」の重要度をもっと上げる必要があると考えています。
-
-
-
いかがでしたでしょうか。
皆さん、色々と思うことはあると思いますが、ALISの魅力・競争力は、"信頼性可視化ロジック"、そしてそこから生まれる「獲得トークン数量」だと僕は思うのです。
当然、ALISトークンの価格維持は、"信頼性可視化ロジック"や"ALISのサービス"を維持するために欠かすことの出来ないものだと思います。
ALISトークンの価格がだだ下がりというのは、ALISの情報の価値がだだ下がりになっているのと殆ど等しいことだと思うのです。
しかし、同時に、トークン価格の上昇による利益・競争力の確保は、リスクの高いものでもあります。
ALISトークンというのは、いわば資源だと僕は思います。
トークン価格の上昇で利益・競争力を得ようとするのではなく、ALISが持つプロダクトとしての"信頼性可視化ロジック"磨き込みを、もっと参加者全員が考えるべきなのかなと僕は思うんです。
そうすれば、ALISトークンという資源の価格は、必然的に上がるでしょう。
マーケティングや取引所上場でALISトークンの価格を上げることも時には必要かもしれません。
それでも、"信頼性可視化ロジック"という武器が無ければ、ALISトークンという資源の価格を維持することも、優しい場所としてのALISを維持することも、難しくなるのではないでしょうか。