


超ダセェ。
ダサいということに関しては検討の余地も無い。
今日は「宇宙作戦隊」の何がいけないのかを考えてみたいと思う。
最初は「宇宙」がダサいのかと疑ったのだが、そうではないようだ。
「宇宙論的固有距離」「宇宙太陽光発電」
ダサくない。単純な言葉をくっつけた「宇宙旅行」ですらダサくない。
宇宙にダサいという濡れ衣を着せようとして申し訳なかった。
では何がダサいのか。
「作戦隊」が悪いのか?
「米海兵隊特別作戦隊」
ダサくない。じゃあ何だ、「戦隊」をヒーロー以外が使うのがダメなのか?
「水雷戦隊」
ダサくない。
おかしい、「宇宙」も「作戦隊」もダサくないはずなのに、「宇宙作戦隊」となると絶妙にダサい、言葉の組み合わせの妙なのかもしれない。
水雷戦隊で思ったのだが「第二水雷戦隊司令部」もうこうなると完全にカッコいい。そこで「第六宇宙作戦隊司令部」これでどうだろう、ダサくない気がする。
ちょっと文字数を増やしただけで緩和される「宇宙方面特殊作戦隊」大丈夫だ。
あれ、待てよ。
これ、もしかしたら狙ってダサさを演出しているのか。
宇宙の軍事利用に関して古くはアメリカとロシア、最近では中国も参入しピリピリしている。そんな中で日本も乗り出したと思われては厄介だ。
そこで、名前をダサくすることにより余計な邪推をされないようにしているのかもしれない、まあ日本人か同レベルに日本語を介する人にしか伝わらないけど。
逆に考えてみたい、「宇宙作戦隊」を似たような単語を使ってカッコよくすることはいくらでも出来ると思われるが、これ以上にダサく変えることは出来るだろうか。
ちょっと考えてみたのだが、実際に現実的に使われそうな名称としてこれよりもダサいものは思いつかなかった、となると、これは、狙っていると考えて良いのでは。
いや多分真面目な話、軍隊を連想させるような名前は避けたかったのだと思われる、その点で「宇宙作戦隊」はどうやっても特撮ヒーローしか連想出来ない、なるほどうまいこと考えたなという感じだ。
しかし上述の通り、この絶妙なダサさは日本人にしか伝わらない、英語では「space operation unit」とかになるのだろうか、何のダサさも無い。となるとこれは国内向けの演出であると考えられる。さて、何の為にそんなことをしたのだろうか。
ここで一つ考えられるのは、
おや、誰か来たようだ。











