コロナや大雪の報道ばかりで、あまり電力事情についての周知がされていませんね。はっきりいって、現在の電力事情は、ブラックアウト寸前です。
日本初の「ブラックアウト」は、2018年9月6日3時7分、北海道肝振地震の直後に起きました。当時、北海道では「苫東厚真火力発電所」が道内全域に電気を供給する拠点となっていましたが、地震によって同発電所が自動停止し、それに引きずられる形で他の3か所の火力発電所も次々に停止した結果、道内全域が一気に停電したということになったわけです。
当時のニュースでは、ブラックアウトが9月の夏場だったことが幸いだったとし、これが冬の北海道で起きた場合にはさらに大規模な災害となったであろうと言われていました。
現在、記録的な大雪を降らせている寒波ですが、これも要因の一つで、電力使用率がやばいことになっています。
いまこの記事を書いている時点でのリアルタイム電力使用状況をみてみると、例えば九州電力は97%、もういっぱいいっぱいです。
報道も一応はされているのですが、本当にギリギリの状況なので、ひとりひとりの節電意識が大事です。
私も部屋のエアコンを切って、ダウンコートを着込んで過ごしています。
みなさんもできるだけご協力を!
では、簡単ですがこのへんで。