我が家では毎週日曜日は「イッテQ」を一家団欒で見るんですよ。
4月19日放送の2時間スペシャルは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにウッチャンだけがスタジオで、あとのメンバーはボイスチャットっぽい形式で電話出演という演出がされていました(もちろん文字起こしがされていたので、収録は前もってされたのでしょうけど)。
我が家でも大変楽しく視聴したのですが、普段Skypeで職場のメンバーと打ち合わせをしている視点で見たときに、少し気になるところがあったんです。
LINE風の会話形式をとって進行される番組ですが、進行役のウッチャンが、1つのテーマが終わって次にいくときに、メンバーに対して「他に何かある?」と発言を求めるんですね。これ、我々がやっているSkype会議でも議長(進行役)が必ずと言っていいほど使う言葉ですが、これに対してイッテQメンバーは強い不満をあらわにするわけです。
出演している芸人目線からすると、突然振られて何か面白いこと言わないといけない、というプレッシャーを感じるのかもしれません。ただ、我々も、あるテーマに沿って打ち合わせをやって、最後に「何か他に言いたいことある?」と振られても、特にテーマに沿ってないことをいきなり提起してもなあ、というところもありますし、何も今ここで言わなくても、という考えにはなるかもしれません。私自身はそこまで不満として持ったことはありませんが、そう感じる人がいるかも、という意識付けにはなりました。
たぶん、議長(進行役)としては、「何も言うことなくなったから、とりあえず発言しておくか」くらいの軽い気持ちだとは思うんですよ。ほとんど意味のない質問、みたいな。それをわかっているメンバーなら「特にありませーん」「私からは何も」「別に」など、軽くあしらって会議終了、ということになるのでしょうが、『会議では必ず発言するべし』などという体育会系研修を受けた新入社員などは、ストレスを感じるかもしれませんね。
本来は他のテーマがあるなら、会議体としては別のものを立ち上げてメンバー構成も再検討して、というのが基本でしょうから、考えてみれば「他に何かある人~」という議長の発言は不毛なのかもしれません。自分が議長となって会議を進行することもよくあるので、今後は気をつけてみよう、という気付きになりました。
では、今日はこのへんで。