9月7日のCoinChoiceさんに気になる記事がありました。
中国の広東省中山市でブロックチェーンを利用したシステムを使い仮釈放者の監視を行うと発表したそうです。
これを見て、ああやっぱりなと思った方の多いはずです。
何故なら国民を監視するのにブロックチェーン技術ほど都合の良いシステムはありません。
理由は
① 一度書き込まれた情報は改竄が出来ない
犯罪を犯した人を管理するのに適しています。
どんなことをしても、犯罪履歴は消せないので様々な証明書に紐付ければ
世界中、どこにいても管理できます。
② 共産党員内でP2Pを廻すとしたら
2016年末時点の中国共産党の党員数は8944万7000人です。
もしこの党員だけにP2Pの権限を与えたとしたら、どうなるのでしょう・・・
現在も中国ではSNSは繋がりません。
決して不可能ではないのではと思うのですが・・・
非中央集権を一番嫌がりそうな国が、一番ブロックチェーン技術が発展すると言われているのは、皮肉以外の何者でもありません。