仮面ライダーBLACK第9話「ビシュムの赤い唇」を観た感想

2人の女子高生がデパートの中でペンダントを見てます。

「すみません…あの…これ見せて下さい。」

店員に話しかける女子高生

結局、女子高生はペンダントを購入しました。

トイレの鏡の前でご満悦な女子高生

「どう？」

「素敵！」

するとなんとペンダントから蜂が孵化しました。

蜂が出てきたのに気付かないご機嫌な女子高生

いきなり首を蜂に刺されます。

「い、い、い、い、イヤーん！」

おかしな悲鳴を上げる女子高生

「ちょっとどうしたのよ？」

もう1人が心配しています。

すると刺された女子高生は友達がハチ怪人に見えてしまい怯えてしまいます。　

「キャー！！イヤー！！」

また何やらおかしな悲鳴を出す女子高生

カップルが公園にいます。

彼氏は彼女にペンダントをプレゼント

「プレゼント？何かしら？」

箱を開けてペンダントが出てきて喜ぶ彼女に彼氏はペンダントを首につけてあげます。

「綺麗！！ありがとう！！」

しかしその1秒後には首を蜂に刺される彼女

「アアアア！」

「おい！ゆかり！おい！どうしたんだ？」

南光太郎がバイク走行中に救急車で運ばれていく女を目撃！！

光太郎「どうしたんですか？」

近くにいた人に尋ねる光太郎

「いや…突然のことでビックリしましたよ！急に熱を出して苦しみ出したんです！あとはもう何が何だかさっぱりわかりません！」

そう言って立ち去るおっさん

光太郎は地面にペンダントが落ちているのを発見！！

拾い上げる光太郎

ゴルゴムのアジト

バラオム「笑わせおって！何がファッションと若者の街だ！あれこそ人間共が腐りきった文明の果てに作った堕落と退廃の象徴ではないか！！」（僻みにしか聞こえません。）

ダロム「その象徴を叩き潰す準備…どうやら整ったようだな…」

ビシュム「テストは上々！ハチ怪人の働きはまさに素晴らしいの一語です！あの街が原因不明の病人達で溢れ死の街と化すのはもはや時間の問題！直ちに街は封鎖…一挙に廃墟へと追い込まれましょう！」

バラオム「素晴らしい作戦だ！」（これを素晴らしいと感じるのはやはりまともではありません。）

ダロム「人間共の哀れな末路だ！今から見えるようだな…」

ビシュム「おまかせを！今回はこのビシュムとハチ怪人が傲れる人間共に鉄槌を下して見せましょう！」（なかなかな自信ですがどうせ失敗します。）

ゴルゴムが狙っているのは若者の街渋谷です。

ストリートクイーンを目指す悦子は仲間を率いて芸をしています。

何やらアクロバティックな動きで人を集める悦子の取り巻きの男達

ここにライバルのかおるの取り巻きの男達がやってきて妨害します。

蹴りを入れられる悦子の取り巻き

険悪なムードです。

夜の公園

悦子の取り巻きはかおるの取り巻きにボコられています。

悦子「ユウジ！」

かおる「わかった悦子？明日からこの街のストリートクイーンはこの私！忘れるとまたあんたの取り巻きが痛い目に遭うよ！」

悦子「汚いよかおる！」

かおる「聞いてんだよ！！OK？」

頷く悦子

かおる「行こう！弱い奴（笑）」

取り巻き達と一緒にバカにして立ち去るかおる

「ゴメン悦子！俺達もっと根性あれば…」

取り巻きから謝られる悦子

悦子「消えて！早く！！」

悦子の取り巻きは悦子がぶち切れているので立ち去ります。

悦子は悔しそうです。

そこに大神官ビシュムが登場！！

驚く悦子

逃げる悦子！

威嚇して破壊光線を放つビシュム

破壊光線は木に命中します。

悦子は怯えています。

ビシュム「クイーンにしてやろう！望み通りにね！」

ビシュムは手に持っていたペンダントに息を吹きかけます。

ペンダントは飛んできて悦子の首にかかりました。

そしてハチ怪人がお尻を出すキモいポーズをして尻尾から針を発射！！

これがペンダントに入ります。

悦子は何やら暗示にかかったようです。

ビシュム「喜ぶがいい！今からお前は我がゴルゴムの下僕となり、人間共の驕りを叩き潰す映えある尖兵となるのだ！」　

そう言ってビシュムは姿を消します。

杏子と克美は渋谷でショッピング中

克美「これは？」

杏子「ええ！大人っぽいんじゃないの？」

克美「じゃあこっちのはどう？」

杏子「あっ、これ可愛い！！」

2人とも楽しそうです。

光太郎もショッピングに一緒に来ていますが、離れた場所でつまらなさそうに新聞を読んでいます。

新聞には原因不明の高熱に冒された若者達の記事が載っています。

光太郎「四人…あのウェイトレスの他にもまだいたのか…やはりゴルゴムがまた何かを企んでいるのでは？」

独り言を言う光太郎

何でもゴルゴムの仕業にしかねない光太郎です。

克美「お待たせ光太郎さん！」

杏子「ごめんなさい付き合わせちゃって！」

光太郎「もう！いつもこれなんだから！」

文句言ってますが光太郎も楽しそうです。

しかし歩いてくる女の子達があのペンダントと同じペンダントをしているのを見て顔色が変わる光太郎

自分のポケットから拾ったペンダントを取り出してみます。

光太郎「ちょっと君達！」

「何？アンケートならお断りよ！」

「チケットも要りません！！ハハハ！」

イケメンの光太郎ですがナンパは下手そうです。

光太郎「違うんだ！そのペンダントどこで買ったのか教えてくれないか…」

「ああ…これ？」

「ホコ天にワゴン出てるよ！」

「なんか知らないけどすごい人気ねえ！」

「ねえ！早く行かないと売り切れるかもよ！」

立ち去る二人組

そして他にも2人ペンダントをしている女の子が目に入る光太郎

杏子「ねえ！どうしたの光太郎さん？」

光太郎「2人でショッピングして！」

杏子「ええ？」

克美「だって今日は1日付き合うって言ったじゃない…」

光太郎「説明している暇はない！」

かなりぶっきらぼうな光太郎です。

どこかに走り去る光太郎

「光太郎さん！！」

杏子と克美はブーイング！！

悦子はワゴンでペンダントを販売しています。

大盛況で若者達がこぞってペンダントを購入！！

どう見てもセンスの欠片もない悪趣味なデザインのペンダントなのですが…

ビシュムはビルの屋上からその様子を観察してご満悦

ビシュム「あと少しの命とも知らず浮かれるがいい！愚かな人間共よ！」

しかし渋谷の街を走る南光太郎の姿を見た途端ビシュムの顔色が変わります。

ビシュム「南光太郎！！」

かおる達のグループは同じく渋谷で変なダンスを披露してますが段々と閑古鳥が鳴いてきてます。

若者達は悦子のペンダント販売の方になびきました。

「皆、どっか行っちゃうぜ！どうしたんだ？」

かおる「ねえ！どうしたの？」

「いや分かんねーよ！」　

その時取り巻きの1人がかおるのところにやってきました。

「かおるちゃん！！悦子達が向こうで！」

かおる達は悦子達のところに行きます。

かおる「いい根性してんじゃんか悦子！！踊りで対抗できないからってこんな邪魔を！！」

悦子の首にかけてあるペンダントを見るかおる

かおる「貰うよこれ！」

悦子はペンダントを奪おうとしたかおるの手を払いのけます。

かおる「あれだけ言ってもまだ分かんないのかよ！！」

かおるはキレています。

悦子「あげる！その代わり私がクイーンよ！」

悦子は自分の首にかけているのではなく別のペンダントをかおるに渡そうとします。

しかしかおるは私がクイーンよ！の言葉にぶち切れます。

光太郎は悦子達のところにやってきました。

小競り合いをしている悦子達とかおる達

光太郎「やめるんだ皆！！君！そのペンダントは危険だ！かけちゃ駄目だ！！」

かおる「ふざけんなよ！何だよおたく？」

光太郎「聞け！これは恐らくゴルゴムの策略に違いない！だから…」

かおる「ゴルゴム？」

取り巻き「何だよゴルゴムってバカなこと言ってんじゃねーよ！頭おかしいんじゃねーの！」

取り巻き2「そうだ！そうだ！」

あまりにも一般認知度が低いゴルゴム…（笑）

光太郎「とにかくペンダントをよこすんだ！」

悦子の取り巻き「悦ちゃん！」

悦子は光太郎のゴルゴムの策略の言葉に過敏に反応して逃走します。

光太郎「待つんだ！」

光太郎は後を追います。

悦子「分かれて！」

取り巻き「分かった！」

悦子は取り巻きと別の方向に逃げることで光太郎の追跡を巻こうとします。

しかし残念なことに足が遅い悦子

光太郎にあっさりと捕まってしまいます。

悦子「離せバカ！」

光太郎「教えてくれ！君はどこでそのペンダントを手に入れたんだ？」

悦子はさらに逃げようとします。

しかし逃さない光太郎

光太郎「答えるんだ！」

悦子「関係ないだろ！私はただパフォーマンスのクイーンの座をかおるから取り戻したくて！それだけだったんだ！それだけだったんだよ！！」

光太郎「こんなペンダントを持ったら危険だ！外すんだ！外すんだよ！！」

かなり強引な光太郎

しかしそこにハチ怪人が登場！！

光太郎に飛びかかるハチ怪人

悦子はそのすきに逃走！！

光太郎はまたしても高いところから転落！！

普通なら転落死ですが当然空中で仮面ライダーBLACKに変身する光太郎

ハチ怪人はお尻にある針攻撃が何とも不格好です。

結局BLACKにビビって逃走するハチ怪人

ゴルゴムのアジト

ダロム「おのれ仮面ライダーめ！またしても我らの邪魔を！！」

バラオム「許さん！！」

ビシュム「ご心配なく！既に然るべき策をこうじました！愚かな人間共に味方する愚かな仮面ライダーめに相応しい策を！」

悦子の取り巻き達は何やら取り乱しています。

「どうする？どうするんだよトオル？」

「どうするったって…」

ペンダントを覗き込むトオル

ペンダントにビシュムの顔が浮かび上がっています。

ビビっている2人

「どうするんだよ〜？」

光太郎は渋谷の街にあのペンダントをした若者がどんどん増えているのに焦りを感じています。

「光太郎さん！！」

杏子と克美が光太郎を見つけてやってきました。

杏子「一体どうなってるのかしら？」

克美「同じペンダントをした人が急に増えて！」

光太郎「何を企んでんだゴルゴム…」

克美「えっ？」

その時光太郎はビルの屋上にハチ怪人の姿を見つけます。

走り出す光太郎

杏子.克美「あっ！光太郎さん！」

変身してジャンプすれば早いのにわざわざビルの階段を登って屋上まで行く光太郎

光太郎「どこだ？どこにいるゴルゴム？」

突然背後から悦子の取り巻きのトオル達が光太郎につかみかかります。

光太郎「何だ君達は？離せ！！」

あっさりとぶっ飛ばされるトオル達

まあ当然ですね。

その時ビシュム登場！！

ビシュム「オホホホホ！！」

またトオル達が光太郎をつかみます。

「動かないでくれ！！」

光太郎「どうしたんだ？」

「君を離したらペンダントの中の毒バチが孵化して僕らが刺されるんだ！」

「死にたくないんだ！！」

ビシュム「動けまい南光太郎！ハチの動きはハチ怪人の思いのまま！そうやってゆっくりと見物するがいい！お前の好きな人間共とこの街の末路をな！」

光太郎「何っ？」

ビシュム「30分経つとペンダントの毒バチは孵化して愚かな人間共を刺し殺してしまうのだ！見よ！これが今から30分後のこの街の姿だ！！」

ビシュムは何やら人が全員死んでいる渋谷の街のシュミレーションを見せます。

悦子「あたし…あたしなんてことを！！」

悦子は罪の意識に苛まれます。

光太郎の前に出てくる悦子

悦子「ゴメン！ゴメンなさい！！皆私のせいなのよ！クイーンの座を取り戻すために私…あいつの言いなりになると約束したのよ！！皆、私のせいなのよ！！」

あいつとは勿論ビシュムです。

悦子「教えてやるのよ皆に！！ペンダントは本当はどういうものなのか！！つけるのをやめさせるのよ！！」

屋上から渋谷の街の若者達に叫ぼうとする悦子

光太郎「やめろ！」

悦子「あたしなんかもうどうなってもいいんだ！！」

「待て悦子！それなら俺がやる！」

「そうだ悦子！お前は俺達のクイーンなんだ！！」

取り巻きのトオル達の悦子に対する忠誠心は半端ないです。

「あんな目にあわせてたまるもんか！」

「ええい！どけ！！」

2人は光太郎を離して屋上から下に向かって叫びます。

「皆、聞いてくれ！！」

「ペンダントを付けちゃダメだ！！！」

「恐ろしいことになるぞ！！　」

「付けちゃダメだ！！」

「付けるな！！」

「付けちゃダメだ！！」

これにはハチ怪人が黙っちゃいません。

ハチ怪人が2人に飛びかかりますが、光太郎が間一髪2人を守ります。

ビシュムが目から破壊光線を放ちます。

かわす光太郎

この時に落ちたペンダントの毒バチが孵化してトオル達を刺します。

苦しみながら倒れるトオル達

悦子「トオル！！ユージ！！！」

悦子は階段を走って降ってゆきました。　

光太郎「待つんだ！！」

悦子は下に降りてきました。

悦子は首に付けていたペンダントを外して踏みつぶしてしまいます。

かおる達がつまらない踊りを披露しています。

悦子はかおる達のところに走ってきました。

悦子「やめて！！ペンダントを外して！！早く！お願い！ペンダントを外して！！」

悦子を突き飛ばすかおる

かおる「バカ言ってんじゃないよ！自分が売ったんだろ！！」

取り巻き「そうだよ！ふざけんじゃねーよ！！」

悦子「お願い！！外して早く！！ペンダントを外してよ！！」

立ち上がって食い下がる悦子

悦子とかおるが争っているところにハチ怪人か飛んできます。

なんと悦子とかおる2人まとめて連れ去るハチ怪人

光太郎はその様子を見ていました。

光太郎「ゴルゴム許さん！！！」

十八番のゴルゴム許さんが出ました（笑）

「変〜身！！」

仮面ライダーBLACKに変身する光太郎

悦子とかおるを抱えて空中飛行中のハチ怪人をバトルホッパーで追跡するBLACK

近くに接近してからジャンプしてハチ怪人から悦子とかおるを奪い取ります。

BLACKとハチ怪人が戦ってるすきに逃げる悦子とかおる

しかし空に蜂の巣が浮かび上がり、蜂の巣の中にビシュムの姿が浮かび上がります。

ビシュムは何やら念動力を使いました。

悦子とカオルは物凄い吸引力で蜂の巣の方に吸い寄せられます。

砂利の中を転がって吸収されていく悦子とかおる

崖の上で悦子が崖をつかんで吸収されるのに抵抗し、かおるは悦子の手をつかんで持ちこたえようとします。

BLACKは悦子とかおるのことが気になるのかハチ怪人に対して劣勢です。

攻撃できずに防戦一方です。

ビシュム「無駄なことはおやめなさい仮面ライダー！あと5分であの街は死滅するのです！」

BLACK「時間がない！時間が！！」

いがみ合っていた悦子とかおるが窮地では仲間に

「かおる！！」

「悦子！！」

お互いの手を離さない2人

しかし力尽きて悦子の手が崖から離れます。

一気に吸収される2人

BLACKはジャンプして止めようとしますがハチ怪人の攻撃を喰らってあえなく失敗！

悦子とかおるは蜂の巣の中に吸収されました。

BLACK「しまった！」

ハチ怪人のお尻から飛び出す針を連発で喰らうBLACK

BLACK「あれだ！あの針を狙うんだ！！」

BLACKはいきなりのライダーパンチ！！

ハチ怪人のお尻の針に決まるライダーパンチです。

そして必殺のライダーキックが炸裂！！

ハチ怪人は爆散！！

ビシュム「おのれ！！覚えておれよ仮面ライダー！！この次こそ必ず貴様の首を！！」

ハチ怪人が死んだから蜂の巣がなくなったのか悦子とかおるも異次元の空間から開放されて戻ってきました。

2人とも何が何だか分からないような表情です。

そして渋谷の街の若者達の首にかかっているペンダントが勝手に外れてしまいました。

悦子とかおるは仲良くなり皆1つのグループになりました。全く魅力のない踊りで人を惹きつけようとする悦子とかおるは楽しそうです。物好きな光太郎は杏子と克美と一緒に見学しています。

ナレーション

自由と平和を求める人間達とそしてその人間達が集う街をゴルゴムの魔手にさらしてはならない！誓いを新たに仮面ライダーBLACKは走る！！走る！！

しかしラストのシーンで踊りを見物する光太郎ですが沢山人がいるとそのスタイルの良さが際立っていますね。高身長でイケメンでスタイル抜群です。悦子とかおるですがどちらもクイーンという柄ではありません。

光太郎の意味不明な行動に振り回される杏子と克美もよく我慢していると思います。