こんにちは。
大街さんのALIS夏の読書感想文コンテスト企画に参加したいと思います。
企画概要はこちら
読書感想文コンテストということですので、僕が最近読んだ本の中でとても参考になった一冊を紹介します。
それがこちら
健康は一番の資産です。
健康でないと好きなものも食べれないし、友達にも会えなしし、旅行にも行けないです。病気になってから治すとなると大きなお金がかかります。
よって、健康にお金や時間をかけることは非常に合理的でコスパの良い行動だと僕は考えます。
健康のために気をつけたいことの1つに食事があります。
人間は食べたものできていて、何を食べ、何を食べないかの選択は、確実にあなたを病気から近づけたり遠ざけたりしています。
しかし、日本のテレビやインターネット、雑誌で目にする健康情報の多くは科学的根拠にもとづいておらず、間違ったものも多いです。
一方、世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事は、エビデンス(科学的根拠)ベースで本当に体に良い食事と体に悪い食事について論じているので知識としてとても参考になります。
本書では、日本で一時話題になった「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という本に書かれている食事を実践しても健康になるとは考えにくいと筆者は述べています。
この本は僕も読んだことがあるのですが、内容の多くが科学的根拠に基づいておらず、筆者が体験してみて調子が良くなったと感じたというものを紹介しているだけでした。
調子がよくなったと感じるのはプラセボ効果のためだと推測されています。
プラセボ効果とは
プラセボ(偽薬)と言う、効き目ある成分が何も入っていないくすりを服用しても、患者さん自身が、自分が飲んでいるくすりは効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。これをプラセボ効果と呼んでいます。
例えば、シリコンバレー式の本ではバターを入れたコーヒーを完全無欠コーヒーと呼び、飲むことを推奨しているのですが、バターは体に悪い油であるため健康に悪いという指摘を世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事ではエビデンスに基づいてしっかりと説明されています。
食事と健康をめぐる議論は、個人の経験談にもとづくものになりやすいです。
一方、この本では健康になるという観点において現時点で最も「正解に近い」と考えられている食事が紹介されています。
しっかりとした科学的根拠にもとづき
・日本人が勘違いしやすい健康常識
・体に良い食べ物
・体に悪い食べ物
がとてもわかりやすく解説されています。
どれだけ科学的根拠にもとづいているかというと、参考文献だけで24ページもあります。
エビデンスというとなんだか難しいように感じてしまうかもしれませんが、とても読みやすく分かりやすい表現で書いてあるのでめちゃくちゃオススメの1冊です!
食事の健康に関してはこれ1冊で十分です。
一度読んでみることを強くおすすめします。