自分の両親は関西出身で、父は大阪生まれの大阪&徳島育ち、母は、愛媛生まれの徳島育ちだったが、母の両親は大阪の人で、母の母が、愛媛に疎開していた時に、母は生まれた。兄二人と姉一人、で、母は末っ子。
母の兄たちは高校卒業して大学入ってからの人生ずーっと大阪で、母の母も、疎開後に大阪に戻って、亡くなるまでずっと大阪に住んでいた。
徳島の親戚で近い人はみんな亡くなっているので、自分が親戚訪問する先は大阪だけであり、ここ10年くらいか?毎年、祖母(母の母。21年前に亡くなった)の命日前後に大阪に墓参りに行って、叔父(母の兄たち)に会うというのが恒例となっている。
👆この説明要る?(自分に言ってる)・・・前も書いたかもだし
いつも、新大阪で、次男の方の叔父と待ち合わせ、その叔父の運転でお墓に行き、そのあと、長男の方の叔父の家に行っていた。
特に長男の方は、耳がかなり遠いので、直接会いに行かないと会話が成り立たないから、行く意味がある。
しかし先日、次男の方の叔父に電話したら、なんか患って入院してたようでさすがに運転できないと。
83歳くらいなので、運転できてもしないでほしいが。
それなので、自分たちで電車で墓参り行こうと思っていたら、次男の方の叔父から、新大阪で待ち合わせしようという連絡が母にあったとのことで、待ち合わせ場所に行った。9月29日の日曜日。
いつも、ひょうたんのところでって言う。
しかしなんでこれがひょうたんなんだろうって思っていたら
上にひょうたんがたくさんついているんですね!!
・・・・そう言えば先日、巣鴨に行った時に
千成最中っての買ったんだった!ひょうたん型の・・・。
さて、せっかちな叔父がなかなか来なくて、人を観察していたら、このひょうたんの真ん前の台のところに、アラサーくらいの男性が腰かけた。
で、靴下を脱ぎだし、何するのかと思ったら、その場で爪切り始めた。
・・・秀吉に呪われるわ、と母がつぶやいた。
千成ひょうたんは、秀吉の馬印だったそうだが、なぜひょうたん?(知ってる人の方が多そう?)
戦国時代、織田信長が美濃の斎藤攻めの際になかなか落とせなかった稲葉山城。
木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が、その城を後ろから奇襲かけた際に、織田の本隊に、槍につけたひょうたんで合図を送ったそう。その時の作戦成功により、その後、ひょうたんを馬印に使っていいっていう許可もらったとのことだが
馬印って何?
(知ってる人多そう・・・)
馬印(うまじるし)は、戦国時代の戦場において、武将が己の所在を明示するため馬側や本陣で長柄の先に付けた印。馬標、馬験とも書く。(wiki参照)
その後、秀吉が戦で勝つたびに、ひょうたんの数増やしたそうで。
さて、ひょうたんの前で爪切っていた男性の横に、今度は違う会社員風の男性がやってきて、ひょうたんの台の右側の柵に片足載せて、靴ひもを直していた。
ある意味、便利で、親しまれているスポットなのかもしれない。
10分ほどして、その叔父から連絡があり、中央口前にいると言う。
ひょうたんって言ってたのにw
で、中央口の方で合流して、御堂筋線に乗ろうってことで地下鉄方面に向かった。叔父はずっと車ばかり使っていて、電車馴れてないようで、交通系ICカードも所持していなかった。
券売機の所に行って、自分が代わりに操作したのだが、「千里中央」っての出そうとしても一発で出なくて、ある方選んだら、その運賃が出てこないから、ん?と思ったら、どこそこ連絡切符はこの画面では買えないとある。
えw
ちょっとあちこち押したり戻ったりしたら、出てきた。目当てのが。
えーーーー、これ、年寄りとか、難易度高くない?
無事に切符購入して、改札入って。さかさか進む叔父について母、そして自分がついて行く。
ホームで見かけた自販機、よく見たかったが、先のふたりがさかさか行っちゃうから、写真だけ撮った。
このスケッチブックかわいい。なんだろ、この鳥。
千里中央の駅構内、なんか台湾でこういうホームの感じあったようなと思いながらついていって、モノレールに乗って目的駅にいき、墓参り。
叔父は、ちょっと前に肺炎で入院していたが、肺がんがあるかもって言われたとかなんとか検査中だとかなんとかぼやかしたが、肺がんがあるのかもしれない。
タバコは吸わないが主食が酒。酒は好きだが、しゃきっとしててよく動いて、頭もいい。去年も歳は取ったなあという感じはしたが、しっかりしていた。
ただ、一昨年、コロナにかかったり、三年前くらいか?心臓発作起こしたり、体調は崩していて、75歳以降くらいからか、かなりお爺さん感は増している。
去年は家の庭仕事に相変わらずいそしんでいたのが、今回患ってから、すぐ疲れるとかで、ちょっとずつしか、庭の手入れができないと言っていた。
墓参りあと、すぐ解散しようと思っていたが、名残惜しかったのか?お昼食べようと言う。すぐその辺にあった、ローカルのファミレスみたいなところへ行った。
食欲は普通にあるようで、
普段何食べてるのか聞いたら、何でも食べると。
で、昼からビール飲んでたし。
しかし、自分は樹木葬にするとか、もう買ったとか、墓の話していた。
うーん。
モノレールの駅から、叔父の家はタクシーですぐらしく、そこで解散。
自分たちはまたモノレールに乗り、阪急に乗り換えた。長男の方の叔父の家に向かう。
座席の色が苔っぽい。内装の色合いがなんかくつろぎ。
下も地面っぽい色だし。
子供の頃から、阪急の色って好きで。明治チョコレートっぽくて。
それにしてもカーブが結構強いホーム。昔の代々木八幡駅みたい。
去年だったら、阪急ちいかわやってたのになあ・・・(去年はJR多めに使って、阪急使わなかった。今年は阪急何度か使ったが)。
長男の方の叔父の家の最寄り駅で降りて歩いて行って(駅から近い)、叔父の家訪問。87歳で、3世帯住宅に住んでいて、上に息子の家族がいる。
奥さんは何年か前に亡くなったので一人で何でもやってるようだが、趣味として、麻雀めっちゃやってるみたいだった。年寄り同士でもやるし、パソコンでもやるし。
でも目が悪くなって、見間違えちゃうことが出てきたらしい。人とやってるときに。
そんなことあるのか・・・そうだよな。
その叔父も、視界のど真ん中に邪魔な点があったり、目も結構見ずらいみたいで。
デイケアサービスでの麻雀は会費があり、そこから、賞品を用意しているそうで、賞品は阪急の商品券。
賭けるものがないと、真剣にならないって。昔は賭け金30万とかでやってたから、もう絶対負けられないって、超真剣にやってたと。
いつからうまくなったか、どうやってうまくなったか聞いたら、学生の時の少額賭け金の時はダメで、社会人になって賭け金高くなってから、強くなったそう・・・真剣だからこそ頭めっちゃ使うということらしい。
囲碁と将棋もやってると言っていたが、そんな色々ゲームできて凄いなあと思った。
滅茶頭の運動になりそう。
何年か前にあちこち体調悪くして一気に老け込んで、あちこち痛いと言っていた長男の方の叔父は、逆に、その時からはここ数年あまり変わってなくて、元気そうで安心した。
玄関の前に、大きな狸(人間の腰くらいの高さだが)の焼き物があるのだが、それはそこの家に引っ越した時の祝いで部下たちが贈ってくれた、信楽焼だそうで、30万以上するって。
大きい狸の焼き物って、そんな高いのか・・・
近所の子供たちが、珍しそうに、時々門の近くで「狸!狸!」って喜んでのぞき込むらしい。
阪急の商品券いくらかくれたが、使えるところが・・・・
なんだろ、青いポスト!
すいたん、って、くわい?
プリントめちゃ綺麗。いいじゃん、これ!
阪急に乗って、その日の泊り先の烏丸へ向かった。
読んでくださりありがとうございます!次は京都の話。