続きです。
坂を上って目的地に着いた。
尾道のお寺で一番行先として選ばれるであろう、千光寺。
まずは三十三観音堂
この垂れさがっているのは、名物の一つ「カチカチ数珠」
幸せを念じながら、ゆっくり引くと、びっくりするほど響く、カチカチ音が!
その音で煩悩が打ち消されるとか。
普段聞かない、凄いカチカチ音。
ちょっと進むと巨大な岩、三十岩が現れた。
その横にも岩と岩絵があったり、
鎖修行とか!
連れはもうここまで登ったことで既にお疲れ(多くの人が、ロープウェイで上ってくるようだった。)。
道なりに進む。
1686年に建てられたという、本堂。ここまで来て、千光寺到着感。
しかし、本堂の脇にもお土産屋さんがいくつもあり、立ち止まるとすごい声かけられる。買っていかないかっていう声かけ。
びっくりして、ゆっくり立ち止まれなかった・・・
写真撮りたいなと立ち止まっていたら、またお土産やさんの女性がやってきて、声をかけてきたので、一瞬身構えてしまったが、その人は、営業トークのあと、
千光寺のこの岩の上に、昔、光る大きな丸い石があり、千の光りで尾道中を照らしたから、千光寺と呼ばれるようになった、という話をしてくれた。
千光寺のホームページに、その伝説の説明があり、ちょっと面白い。
いろんな岩があちこちにある。この山自体が、大きな岩がごつごつどこかから降り注がれてできたのでは?!と思わせるほどに。
日本昔話のに出てきそうな小山。
ミニ遊園地かと思うほど、ちょっと面白い要素が多い寺だった。
ホームページも気合入ってる。
桜の季節には人、いっぱいらしかったが、今年はコロナ騒ぎが始まりだしていたから、観光する側にとっては、ちょうどいい人の量だった。
(続く)