続きです。
来た道を引き返し、結社へ。
道沿いに流れる川の音が気持ちいい。
昼が近づいてきて、人の姿も増えてきて、お店も開ける準備をしているところがあった。
結社に到着。
ごつごつした狭く不安定なところに、かわいらしい社があり、先ほどの奥宮のだだっ広い感じとは逆。
船形の岩がここにも。
この石は平成八年にここに持ってこられたものなのね。現在からしたら近いけれど、これからずっと後に時代になったら、古くからあるものになる。
船が人と人、文化を結ぶ・・・それも縁結び信仰に関係あるわけだ。
船形石は神様の乗り物・・・日本中にいくつもあるのかな?
他でも見た気がする。
和泉式部の歌碑。
ガイドブックにも出ているが、和泉式部の夫の愛が覚めたときに、和泉式部が貴船神社にお参りに来たそうだが、説明によると、蛍を見て切ない心情を歌に託して祈願って、なんだか、今よりずいぶん、心豊かな・・・
今参詣するとき、歌に詠んで祈願とか、する?
歌ったら、返事も歌できたそう。
ほんとかい・・・一応記録があるのか。
それにしても、歌のところを読んで、自分で何となく理解したのと、現代語説明がほとんど合わなかった。
学生時代に古文の勉強思いっきりさぼってたので、今になって、旅先だったりどこやらかで和歌見ても、全然意味わからない。
古文、わかると面白いだろうなと思うが、勉強する気がなかなか起きない。
古文も英語翻訳みたいに、自動翻訳できるのかな。
それはともかく、心変わりした夫の心がまた振り向いてくれたってすごいじゃん!
この結社、そもそもの始まりは、
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと。神武天皇の曾祖父)が、木花開耶姫(このはなさくやひめのみこと)のお父さんに、娘を嫁にしたいって言ったら、そのお父さんが、だったら、姉の磐長姫(いわながひめ)も一緒にもらってくれと。
しかし、瓊瓊杵尊は、木花開耶姫しかいらないって!
・・・いらないって言われた惨めな磐長姫、ここにとどまって、みんなに良縁授けよう!ってご鎮座されたという伝承があるそう。
参考↓(貼り付けると英字が出ますが、ふつうに、貴船神社のサイトページです。)
悲しみをいい方にパワーアップしたのですね。
結社も参拝した。
引き返していくとすぐまた本宮。
通りに人が結構いた。道が狭いので、数家族いるだけで、結構いるって感じになる。
鳥居の写真撮りたかったが、行きの時より人が多くて、記念撮影してたので、そのままバス停へ向かった。
コロナのせいで、閉めてたり、営業時間変えてたりするのか、昼前だとお店がやってる感じなかった。
泊まりの人はいるのかも。
貴船神社の周りは、歩いていても、川の水音で魂洗われるような気持ちよさがあり、水音など周りの音に気持ちを向けると、水に浸かってるわけでないのに、自分丸ごと、洗濯されて気持ちい良い、というような爽やかな気持ちになれた。
心どんより疲れている人にもおすすめな神社かも。
バスに乗って、貴船口に戻って、次は鞍馬寺へ。