9月半ばの九州旅行は、佐賀~島原~熊本~阿蘇という旅だったのだが、今回はテーマごとに(って自分の中でw)・・・というわけで火山つながりで、今日の内容は、阿蘇についてです。
熊本市から阿蘇に向かう途中、道が混んでいて、後で聞いた話、やはり、メインとなる道路が工事中で通れないため、う回路が混んだと。
細い山道でも、結構みんな飛ばしていて驚いた。
阿蘇内牧温泉にある、与謝野鉄幹、晶子夫妻が泊ったという宿に泊まったが、派手なカップルから、おとなしそうな若いカップル、大人の家族連れ、ゴルフ仲間っぽいおじさんグループなど、色んな人でにぎわっていた。お風呂がとても気持ちよかった。
夜も昼も、くまモンはよく働くね。
天気に恵まれ、阿蘇日和!
最初に眺めを楽しんだのは、大観峰。
外輪山と、かつて火口だった部分がよくわかる。
草がいっぱいで光ってる。
大パノラマ、草だらけ!
バイクもいっぱい。とにかくバイカー多かった。夏の北海道より多かったように思う。
綺麗です。
草千里に向かう途中、米塚という丘のようなものが見える。
高さ80メートル、約3300年前の噴火でできたそう。
ほんとかわってる・・・とばかり思う。
草千里の駐車場が見えた。奥には煙が・・・
案内板によると、約1キロ平方あるらしいこの草原、3万年前は、火口だったそう。
今は右側の水たまりみたいなのしかみえないが、左側にも池っぽいへこみがあり、そこは火口のなごり。つまり、火口の中の火口。
山みたいなのは、溶岩ドームの名残だそう。
溶岩ドームについては、
元火口の部分、草生えているけれど、歩いたら、結構ぐしゃぐしゃ湿ってるところもあった。
草千里のレストハウス、赤牛丼の店など、順番待ち長すぎの混雑。
弁当買って、草千里の草のところで食べるのもお勧めのように書いてあっても、外で食べてる人あんまりいなかった。
しかし、馬に乗ってみたり、楽しそうにただ歩いている人は多かった。
レストハウスの並ぶひとつに、休業中?(もしかしたら二階では営業してたかも)のパキスタン料理屋があり。
ビリヤー二(炊き込みご飯)メニューが充実していて、現地仕様な感じだった。しかしこんなところにパキスタン料理・・・そして内装が思いっきり異国感!
こういう店あるよなーーーーと目を引いた。
草千里のジオパークの辺りは結構時間過ごせる。
建物がやけに昭和懐かしい感じ多いし。視界が開けていて気持ちよい。
しかし、自分が思ってたのは、続く丘や山に、馬がのびのびと過ごしている様子だったので、実際の草千里とは違った。
実際は、先ほどの駐車場の出ている写真のように、割と平らなところに、観光用の馬が少しいるだけだった。
煙のある方を目指す。
火山の状況によっては、近くに行けないこともある。
近寄れるときはこんなに近くで、はっきり見れる。
世界で最も火山活動が活発な火口の一つだって!
煮えたぎってる、地球の炉みたいだ。
周りの風景も凄い。火砕流が通りまくったのかなって感じだ。
光る石とか言って、石売っているおじいさんがいた。初老の女性たちがその売り物に興味を示していた。
そこらへんに光ってる石ないかなって、自分は足元を見回した。
避難所の中には入らないようにって書いてあったのは、子供が遊んだりするからか。
うろうろと、展望台的なところ行って、下りたら、係員が、その展望台の方へ早足で向かって行った。
風向きが変わったから、そこから移動してみたいなことを言っていて、付近にいた人が、喉が苦しいかも・・・って言っていた。
自分が最初に火口の近くへ行ったときは、青のライトだったのに、その時は緑のライトが光っていた。
常に状況で変わるよう。
広々と続く絶景。阿蘇の近くまでは来たことあったが、阿蘇エリアど真ん中は、いきなりこれか!って思うほど、別世界だった。
途中、イメージ通りの草千里っぽい風景もあった。ここは牛だけど。
海外のハードル高いエリアでなく、自分の住む国に、こんな絶景を楽しめる場所がある。阿蘇は想像以上だった。
これも、火山のおかげなんだよね・・・
日本って狭いって言われるけれど、色んな景色があり、ほんと豊か。