2016年の初夏、社員旅行で初、函館。
五稜郭タワーから見下ろす。
昼間っぱらから飲みまくって、ご機嫌な同僚の一人が、テンション高く、あちこち撮影していた。彼が仕事中にそんなに元気なことってあったかな。
いったい何が映ってて、それ、誰に見せるのかな、などと考える。
眼下にタワーの影。異様に高く、伸びてる。
泊ったホテルの近くで見かけた路面電車。
ごちゃごちゃし過ぎてて、何の宣伝かわかりにくい。
写真に写っている温泉は、調べたらもう廃業していた。
イカのおみくじ、あとになったら、こういうの珍しくないって知るのだけれど、
その時は気になって、引いた。
イカ釣りスタイル。イカを釣りに来たのに、タイにも惹かれる。
中に入っていたおみくじは、手書き風書体ではなくいかにも商業的フォントで、書いてあることもピンと来なくて、残念だった。
たまたま同僚と会ったのだが、彼女は、おみくじに気持ちを左右され過ぎるから、引かない。と言っていた。
泊まったホテルは、海に向いていたが、どういうわけか、あまりその海、眺めなかった。寂しい感じが強かったからかな。
ベランダに、海が臨める露天風呂があったが、社員旅行で数人で泊っているとなると、くつろいで使いにくい。
ホテルのロビーのはじっこからも海が見える。
鉢植えと海のこの寂しい感じの写真、以前500pxに載せたら、外国人になぜか人気だったので、好み違うんだなと思った。
函館、どこも隙間があって、いつもぎゅうぎゅうな街に住んでいる自分には、
とても隙間のある街に感じた。それも、静かな隙間。