トラベル

生口島散歩①向上寺。国宝で一番新しいという三重塔へ

shum's icon'
  • shum
  • 2020/08/18 05:29

尾道旅行の続きです。

春の広島旅行二泊目に泊ったあなごのねどこでは、自分の感覚の変化を感じた。

こういうところには、二十歳前後ぐらいでいくつも泊って欲しい。できれば、だが。

Content image

自分が二十歳前後のころは、安めの宿と言えば、ユースホステルなどで、ユースホステル協会で会員になって、会員証を作ったり、現地で会員証作ったり。

Content image

でも、意外とそんなに安くなくて、今は、ゲストハウスで工夫されたところがいっぱいあって、値段も予約サイトのセールを使ったら、驚くほど安い。

ユースホステル時代は意識したことなかったが、今どきのゲストハウスは、シーツを自分でしき、掛布団の下にも1枚布を広げ、その上に掛布団をかけて、自分はシーツと、その布の間に入るっていうスタイルがわりとある。

くるむタイプの掛布団カバーより簡単だし、おそらくその布はシーツと同じ布なので、共用できるのだろう。

狭いところで、わさわさとシーツをかけたり、もう一枚セッティングしたりという作業、人によっては嫌かも。自分の連れはかなり面倒がっていた。

Content image

連泊していたら、宿でくつろぐことを楽しんだり、置いてある本を読んだり、他の客としゃべってみたりもしたかもしれないが、今回は寝て、またすぐ移動だったので、寝るだけの場所となった。

ただ、手作り感覚の宿って、こだわりも強いので、ちょっと排他的なこともある。

こちらからかかわって行かない限りは。

特に日本で、そう感じる。

こだわり強いと、攻撃受けることもあるから、警戒心強くなるのか?

ここの宿が特にどうっていうのではなく、全般的な話。

 

さて、朝、周りの人に迷惑にならないように音に気を付けて、出かける準備をした。

連れが、朝シャワー浴びようと思ったら、時間帯的に使えなかったと言っていた。

普段のように何でもできるわけではない。旅行中は。

 

旅行最終日、荷物を預かってもらったままで観光するか、駅のロッカーに預けるか。

宿と駅の間のアーケードは、路面が多少がたごとするのもあって、そんなに素早く移動できない(自分はリュックだったが、連れはスーツケース。)。

慌てるのは嫌だなと思い、駅のロッカーに預けることにした。

 

荷物をロッカーに入れた後、船乗り場へ。

どの島に行こう・・・到着してから、車がないといい所行けないとか、サイクリングでないとっていう場所でなく、わりと歩いて回れるところに行きたかった。

ここはどうかなってところを船乗り場の人に聞いたら、そこはバスが少なすぎだからとか、そんなところ、イノシシしかいないとか、言われ、

ではどこがいいかと聞くと、生口島なら、歩いて観光名所行かれると、勧められた。

Content image

生口島は距離の割にはフェリー代も割高な気がして、本当は気が進まなかったのだった。

行きの船は、老夫婦と自分たちだけだった。

老夫婦って言っても、奥さん若々しい装いで、すごいラブラブ。

 

40分もかかる気がしなかったが、40分ほどで生口島に到着。

Content image

おそらくメイン商店街。まだ始まってない感じだった。

Content image

建物も、街も、人間とともに歳とって、同調しているというのか。

 

Content image

途中から小さな丘のような方に近づいていき、緩やかに上り坂上がっていく。

Content image

人いない~と思ったら、果樹園の柑橘を収穫しているお年寄りが見えた。

Content image

右の方の奥に、生口島の観光の中心とも言える?耕三寺が見える。

白い大理石が輝いていた。

Content image

坂を上っていくと、まず最初に目指していた建物が見えてきた。

Content image

三重塔を今年は結構いっぱい見ている。その割に、まだ、見るだけで、これはこうだからこう、みたいな知識はない。

Content image

山つつじ、ふわっとした花びら。色もどうしてこういう色になるんだろう。

自然のままでこんな色になるんだもんね。ほんと凄い。

Content image

三重塔の表側に行って写真撮ったが、なんかゆがんで見えるように映ってるな。

Content image

向上寺は1432年建立の曹洞宗の寺。

国宝の三重塔は高さ19メートル。和洋唐様混合様式で、国宝の三重塔の中で一番新しいものだそう。

色がかすれているとなんだか古くぼろく見えてしまったり、古い物でも、きれいすぎる修復で、違和感覚えたり・・・

渋い感じだからって古いとも限らず、もともとはすっごい派手派手だったっていうのもあるし。

修復も、日本は元の姿に近づけようとするが、タイなどでは前向きな修復というか、変化していく修復・・・過去の再現に完全にこだわってないようなのもあるそうだ。

日本の寺社仏閣は、説明読んでると、焼けてなくなって建て直してっていうのがいっぱいある。

一回ダメになったから終わり、じゃないところが、凄いよな。

ダメにならなくても、考えてみたら、維持し続けているのだって、凄い。

それも木造建築だし。

Content image

 

 

Supporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile icon Supporters link icon
Article tip 8人がサポートしています
獲得ALIS: Article like 116.74 ALIS Article tip 18.52 ALIS
shum's icon'
  • shum
  • @shum
特に旅が好きです。好きな言葉は、「塞翁が馬」。香りと空気の流れ重視。どうぞよろしく。https://twitter.com/windreamoon

投稿者の人気記事
コメントする
コメントする
こちらもおすすめ!
Eye catch
トラベル

なんもない!すばらしい!天塩温泉から稚内へ

Like token Tip token
11.57 ALIS
Eye catch
トラベル

長谷寺、見どころ多い!安倍文殊院にはユーモラスな仏像あり。

Like token Tip token
9.67 ALIS
Eye catch
トラベル

京都大原・三千院の桜からシャクナゲへ替わる季節に

Like token Tip token
138.61 ALIS
Eye catch
トラベル

リッツカールトン東京に泊まってみた。【絶対2泊すべき3つの理由】

Like token Tip token
68.10 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~シカ遭遇・龍が睨む二重の瀧#202-3

Like token Tip token
5.20 ALIS
Eye catch
トラベル

京都・南禅寺の最奥部は知られざる聖域だった 南禅寺奥之院 後編

Like token Tip token
297.73 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~参道~下社風景#202-1

Like token Tip token
57.10 ALIS
Eye catch
トラベル

ルーマニア出国時にオーバーステイで拘束(現在003)

Like token Tip token
0.00 ALIS
Eye catch
トラベル

小石の天然ミュージアム~前白根山~

Like token Tip token
11.30 ALIS
Eye catch
トラベル

京都宇治田原・正寿院の風鈴の音とともに夏が来た

Like token Tip token
132.25 ALIS
Eye catch
トラベル

【朝散歩】湯島天満宮

Like token Tip token
4.47 ALIS
Eye catch
トラベル

Travel Work In Enoshima

Like token Tip token
2.20 ALIS