フジロック・フェスティバル’23に行った。7月末の3日間。
去年も行ったのだが、今年は明らかに人多かった。
苗場エリアに泊まれたら、若干遠くても会場まで歩いて行けるが、苗場の宿とれなかったため、湯沢の駅近くに泊った。
湯沢駅前から会場へはシャトルバスで40分くらい。
朝10時前に乗り場に行くと既に長い列があり、1時間弱並んだ。
会場入り口付近でグッズ売り場があるが、そこも長蛇の列。
ステージ、一番大きいところ、二番目、三番目、四番目、というのとそれ以外も小さいステージあるが、主に4つのステージを行き来した。四つ目に大きいステージは一番遠くて、底へ向かう途中の裏道からは、混雑のフェス会場を忘れさせてくれるような景色も見える。
フジロック好きの友人と行ったのだが、友人が見たいステージを主に行ったり来たりしていた。
間に、矢沢永吉さんのライブをちらっと見れた。やはり見てみたいでしょって。
一瞬口パクかと思うくらい、完璧な仕上がりの歌い方で、自分の親と歳も近いと思えないほど、しゃきっと力溢れててびっくり。友人は、ほんとにこういうしゃべりかたなんだ!って驚いていた。
とにかく人が多いから食べ物買うにも40分待ちなんてざら。
飲み物だけに40分かかった時もあった。
夜電気暗くしてる店あって、何でかと思ったら、虫が寄ってくるからみたいだった。
それでもあちこち明るいから、思ったより電気に虫だらけになってない。
(そんなこと、ここで気にする人あんまりいないかも)
ちなみにビールはどこも700円くらい。自分はビール飲まないけれど。アルコールは700円からで、クラフトビールで高いのは1300円だった。
二番目に大きいステージは、今人気がすでにあるアーティストのパフォーマンス多め。
これからの音楽業界の発展を期待させるようなパフォーマンスもあり、興味沸くアーテイストも発見できたりするわけだが
例えば一日に見れるアーティストは、ステージ間の移動だとか同じ時間に重なったりとかで、限られるので、一日にひとつ、ふたつしかお気に入りがなかったのに
一日中並びまくるわ、お金はかかるわって考えたら、うーーん・・・なんだけれど。
しかし、ずーーっと茂みっぽいところで寝てる人とか、後ろの方でくつろいでいる人もいるので、そこに行くことだけが目的の人も多いのだろう。
音楽フェスのあるキャンプ場的な。
2日目のバス待ちはもう・・・炎天下に2時間待ちという・・・11時から13時までバス停にいた。子連れも多いし、赤ちゃんを抱っこしてる人もいる。
背中を汗が、ダラダラダラ~っとつたう。
会場は傘ダメだけど、ここでは傘ある方がすごく助かる!
屋根ないところで突っ立ってるわけだから。
ちなみにバス代は一人千円。帰りはチケット要らない。
タクシーだと片道8千円らしい。
会場内に川遊びできるところが何カ所かあるが、そこも人だらけだし、仮設トイレもめちゃくちゃ並ぶ。最終日は故障トイレだらけだった。
大きなステージでのパフォーマンスが終了した後(小さなステージでは遅くまでDJplayが続く)、バスで宿泊場所に戻る人たちの多くがバス停に向かっていくのだが、2日目夜は、田代みつまた方面かなんかのバスがもう尋常じゃないほどの長蛇どころじゃない、3,4時間かかりそうな列できてて、気の毒だった。湯沢方面の列の方がまだ全然まし。最終バスの受付は一応夜中1時だが、そこに誰かがいる以上は、並んでいても1時になりましたから終わり!っていう風にはならないみたい。
3日目は夕方まで気になる出演者いないと、友人が言うので、ゆっくり行こうと、昼は駅の土産物売り場寄り道。
越後湯沢の駅ってものすごいお土産デパート状態で、こんなお土産の種類多いところって他にある?!って思うほどだし規模もすごい。
奥の方にぽんしゅ館ってのあって。これは聞いたことあったがここまで商品数の多い特産品売り場だったとは!!と驚いた。奥に日本酒の銭湯みたいなのもあった。
日本酒飲めるコーナーに利き塩も。
利き酒コーナーは外国人にも大人気。コイン買って何種類か飲めるよう。
昼は駅のその建物内でへぎ蕎麦。
駅の外の人気店は行列だったので。
へぎ蕎麦、つるつる感が、こんにゃく粉でも入ってるのかなという感じの食感だった。
1時くらいにバス乗り場行ったら空いていて、楽に会場に来れた。
しかし三日目でもめっちゃ人!である。これは二番目に大きいステージ。
ゴミ捨てステーションがあちこちにあるが、ほんと凄いゴミの量だろうな~と思った。
メインステージは去年よりも盛り上がってる感当然あって、アーティストも気持ちいいだろうなと思った。
メインステージでラストを飾った、アメリカのグラミー受賞アーティストのLIZZOは
以前にPV見たことあったが、ステージの迫力凄すぎ。
エネルギーの塊みたいな感じで、アメリカの今の力を体現してるようだった。
歌はもちろんうまいし、とにかくパワーあふれてるから、それだけでも揺さぶりかけてくる。感動ってのは、本当に心から何か思って感動する場合と、理屈じゃないけれど、物理的に、どーんとエネルギー玉みたいなの投げかけられて包まれても、身体と感情ごと揺さぶられる場合もあると思う。圧倒されることで驚いて、不思議と涙が出るみたいなのもそんな気がするし。
しかし、今回自分がもっとも見たかったステージは、最終日の夜12時からライブがあった、Ginger root
きゃりーぱみゅぱみゅくを見ていた人たちが会場から引いていくタイミングで前の方に行って見た。
このアーティストについてはだいぶ前からインスタでフォローしていてチェックしてたので、実際のパフォーマンスを見てみたかったのだった。
友人は呆れ苦笑っていうか・・・昭和レトロな仕込みや後ろの背景画像も、アーティストのしゃべり(台湾系アメリカ人で、日本語話したり書いたりできる)も楽しくて、演奏ももちろん上手なので自分は大満足。
しかし、帰りのバスの関係上、全部見れなかった。
宿に戻ったら、古い大きなホテルだから、大きな浴場でゆっくりお風呂に入れる。
会場近くの苗場のペンションの多くは、スキー客用の古いものがほとんどだそうで、
去年泊ったところは、つるっぱげなカーペットの硬い床、トイレはもちろん共同。お風呂、浴場があるがなんか薄暗く、しかも混んでて、脱衣所も狭く、洗面台も少ない。あんまり休まらない。
部屋も壁も薄く、エアコンもない。朝食も、時が止まっているようなメニュー。
スキーシーズンもそうだけれど、遊びたい!を優先している人には、近いほどいいのかな~。とはいえ、苗場付近の宿は毎年、フジロックの時期、取り合いらしいが。
その後日、で、どうだったの?って何人かから聞かれた。
炎天下でバス何時間も並んだとか、食べ物買うにも、トイレ行くにも行列凄すぎといった文句ばっかり言うわけにいかないので、アーティストについても答えた。
もうこの記事からひと月前なので、
自分の送信メールから拾ったものを抜粋wアーティストのパフォーマンスまとめ↓
28日
Denzel Curry
っていうラッパーは、ステージかっこよく、盛り上がっていたが、自分にはまあまあ。
NxWorries(Anderson.Paak&Knxwledge)は今回二人でやってたが、
Anderson .Paakはプリンス的な、音楽業界期待できると思わせる才能感じるパフォーマンスだった。
この人はその日一番良かった。
29日
TESTSETっていうのもまあまあかっこよく思った。
砂原良徳とか関わってる
SLOWDIVEは自分の好きな感じのだったから安心して聞けたw
Cory Wong ってひとのはめちゃくちゃ盛り上がってて。ライブならではというカッコよさ。後日もこの人が話題になっていたことを耳にした。
Louis Cole はユニークなパフォーマンスで、これまた大人気っぽかった。
30日、
Neal Francisっていうアーティストのも、演奏がうまいからこその楽しいライブで
客大喜び。
BAD HOPは、川崎のヒップホップグループ。
えー、日本人のHip Hopでこんなかっこいい感じのあるんだ~って
聞いてて面白かった。
でもへたくそな人も混ざってて、、、だから解散なのかなとか・・・
Lizzoは
エネルギーの塊みたいな感じで、アメリカの今の力を体現してるようだった。
歌はもちろんうまいし、とにかくパワーあふれてるから、理屈無しに感動させる。
Ginger root
今回一番見たかったバンド。シティポップ。音楽は当然うまいのだけれど、アクトとして日本の90年代再現みたいなネタが多く面白いのだが、ヨーロッパツアーもしている模様。日本人以外にもうけてるってことか。
・・・ボキャブラリー貧しくて説明いまいちかもだが、よろしければ参考にしていただけたら、幸いです。
長々と読んで下さりありがとうございました!