スマホ編の続きです(またボケてるのあるってことです。)。
いきなりですが、これは、泊った宿 元奈古の階段。
元奈古については、前記事にも書いているが、さて、ここの宿について検索してみると、似たような文章しか出てこない。
自分の率直な感想は、もともと、どういう風に人が暮らしていたのかなと思うような、古いけれど手入れの届いた和風の建物で、私が行った時には、お風呂も檜のお風呂でお湯が気持ちよく流れ込み、タオルもシーツも肌触りよく、料理も手が込んでいて見ても綺麗、丁寧さと質の良さを感じられる料理、周りも散策するのにいい場所で、申し分なかった。
京都でまともに泊ったのは初めてだが、京都気分をさらに盛り上げてくれる宿だった。
外国人の客が連泊多いとか、背の高い外国人だと、布団を重ねて工夫したりするとも言っていた。日本文化好きな外国人ならたまらないだろうな。気遣いも。
これは二階の廊下であり、左右が客室。
つまり、声がとっても聞こえる。それもまた、いい思い出。
近い部屋から聞こえてきたのは、中国語で、大人の家族旅行のようだった。
東山に二泊したが、二泊で多いってことはなく、東山界隈を見るだけでも足りなかった。
紅葉前で比較的すいていたのは最高に清々しくて良かった。
東福寺に行く時に、東福寺駅から歩いていた時に目に入ったお店。
招きまくってる。
その日は、東福寺を見てから泉涌寺をちょこっと覗いて、先に雲龍院を見て戻ったら、
泉涌寺はもう閉まってた。
いくつかゆっくり拝観したいなら、ほんと余裕を持って行かないと・・・
途中でも気になる処に寄り道したりしちゃうし。
京都では、喫茶店も雰囲気ある処あるから、喫茶店巡りなどもできるだろうけれど、
京都に行くたびに、一つだけとしてみるのもいいかもしれない。
印象に残るから。
以前行ったのは、六曜社。マッチの箱がかわいかったのだった。
よくよく考えてみると、東京にもありそうな店だったが、京都の空気の中にあると、また違うんだよね。
今回は、フランソア喫茶室。
東山ではなく河原町だが。
夜ご飯の後で行ったのが、ちょうどお客が引けてきた時間帯だったのか、混んでなかった。入り口付近のテーブルは埋まっていたが、奥はちょうどグループ客が帰ったので、広々としていた。
夕飯たっぷり食べた後で、とてもケーキは食べれない・・・
それに、ケーキセットも結構な額だった気がする。
それでもほとんどの客が、ケーキセットを頼んでいた。
雰囲気を味わいつつ飲み物だけいただき(正直言って、味は印象的ではなかった。普通の珈琲じゃないとだめかね、こういう時は)、店内眺めまわしていた。
この中、確かに、時が止まっている感じ、ある。
レトロ喫茶店は色んな所にあるけれど、汚っぽいところも結構あるが、ここは、綺麗にしているし、わざとらしすぎることもなかった。
ゆっくりしたくなるが、混んでるときはそういうことも難しいのかな。
日本だと、人気となると、わんさか人が集まってきちゃうから、せっかくのカフェでも、好きなだけ過ごすことはしずらいことが多い。
外に余計なものがないし、注意書きはあるものの、中も見えないのがまた、この喫茶室の雰囲気をしっかり保たせているのかも。
上手く周りも撮れないだろうけれど、と思いつつ、お店の看板の写真を撮った。
二泊した翌朝。
三日目は、知恩院にまず行くことにしたのだった。
以前に自分が知恩院に行った後、修理期間に入ったはずだったので、今回は見えるかなと。
知恩院の庭の写真も撮ったのだが、天気薄曇りで、以前に、撮ったときと、違う場所かと思うくらい、写真写りが違っていた。
葉にそそぐ光と、影ができるくらいの陽射しがあるのと、薄曇りでは、映り方がまるで違う。晴れ過ぎていても、良くなくて、曇りの方がいいという場合もあるが、
京都のような風景のグラデーション美しいところは、やはり光が欲しい。
お昼に、京都らしいものをと思い、いもぼうを食べに行ったのだが、近所に2軒あり、どっちが本家か分かりにくい。
食べログなど見ても混乱するばかりだったので、適当にこっちかなと思う方に行った。仲たがいしている兄弟店みたい感じだった。
いもぼう 平野家本家 と、いもぼう 平野家本店・・・ややこしい・・・
いもの煮物の料理なのだが、季節のタイミング悪いと、芋の種類が、海老芋でなくてただの芋(里芋?)になってしまう。
店内自体も変わってた。
・・・料理の写真、撮るの忘れた・・・というか、京都で、なんと全く、料理の写真撮ってなかった・・・(そもそも料理の写真を撮らない方だった。食べることに集中し過ぎて。)
昼食後に、青蓮院に行った。もともとおみくじ好きで、好きだから、一年に一回だけとか、ワンシーズンに一回だけとか調整して(苦笑)いたが、
青蓮院で思いっきり凶を引いた。
大吉続きで調子に乗ってたりしてたのが、思いっきり凶で、しかも、ここの凶は容赦ない。
文面も救いようがない感じの、凶。
凶引くのってそれも珍しいんだよ~なんてフォロー無理。
おかげで、この日をもって、おみくじ引かなくなった。
おみくじに思った以上に一喜一憂すると知って、そういう自分があほらしく思えてしまったため。
それ以降おみくじ一度も引いていない。
おみくじ引いた後。青蓮院近くの木をなんとなく撮った。
そのあと、近くの粟田神社に寄る。
粟田神社は旅行安全の神社でもあり、旅立守護守りがあった。
鍛冶神社も参道にあるため、刀剣の飾りのついたお守りもあり、人気みたい。
粟田神社を見て、東山めぐりは終わりに。
東山だけでも二日かかった。それも十分でなかった。
季節でも変わり、月日でも変わる。
京都をじっくり見るために、何回でも行けそうだなと感じた。