トラベル

東山で目に映ったもの③東山からの散歩

shum's icon'
  • shum
  • 2019/10/01 05:22

スマホ編の続きです(またボケてるのあるってことです。)。

Content image

いきなりですが、これは、泊った宿 元奈古の階段。

元奈古については、前記事にも書いているが、さて、ここの宿について検索してみると、似たような文章しか出てこない。

自分の率直な感想は、もともと、どういう風に人が暮らしていたのかなと思うような、古いけれど手入れの届いた和風の建物で、私が行った時には、お風呂も檜のお風呂でお湯が気持ちよく流れ込み、タオルもシーツも肌触りよく、料理も手が込んでいて見ても綺麗、丁寧さと質の良さを感じられる料理、周りも散策するのにいい場所で、申し分なかった。

京都でまともに泊ったのは初めてだが、京都気分をさらに盛り上げてくれる宿だった。

外国人の客が連泊多いとか、背の高い外国人だと、布団を重ねて工夫したりするとも言っていた。日本文化好きな外国人ならたまらないだろうな。気遣いも。

Content image

これは二階の廊下であり、左右が客室。

つまり、声がとっても聞こえる。それもまた、いい思い出。

近い部屋から聞こえてきたのは、中国語で、大人の家族旅行のようだった。

東山に二泊したが、二泊で多いってことはなく、東山界隈を見るだけでも足りなかった。

紅葉前で比較的すいていたのは最高に清々しくて良かった。

Content image

東福寺に行く時に、東福寺駅から歩いていた時に目に入ったお店。

招きまくってる。

その日は、東福寺を見てから泉涌寺をちょこっと覗いて、先に雲龍院を見て戻ったら、

泉涌寺はもう閉まってた。

いくつかゆっくり拝観したいなら、ほんと余裕を持って行かないと・・・

途中でも気になる処に寄り道したりしちゃうし。

 

京都では、喫茶店も雰囲気ある処あるから、喫茶店巡りなどもできるだろうけれど、

京都に行くたびに、一つだけとしてみるのもいいかもしれない。

印象に残るから。

以前行ったのは、六曜社。マッチの箱がかわいかったのだった。

よくよく考えてみると、東京にもありそうな店だったが、京都の空気の中にあると、また違うんだよね。

今回は、フランソア喫茶室

東山ではなく河原町だが。

Content image

夜ご飯の後で行ったのが、ちょうどお客が引けてきた時間帯だったのか、混んでなかった。入り口付近のテーブルは埋まっていたが、奥はちょうどグループ客が帰ったので、広々としていた。

Content image

夕飯たっぷり食べた後で、とてもケーキは食べれない・・・

それに、ケーキセットも結構な額だった気がする。

それでもほとんどの客が、ケーキセットを頼んでいた。

Content image

雰囲気を味わいつつ飲み物だけいただき(正直言って、味は印象的ではなかった。普通の珈琲じゃないとだめかね、こういう時は)、店内眺めまわしていた。

Content image

この中、確かに、時が止まっている感じ、ある。

Content image

レトロ喫茶店は色んな所にあるけれど、汚っぽいところも結構あるが、ここは、綺麗にしているし、わざとらしすぎることもなかった。

ゆっくりしたくなるが、混んでるときはそういうことも難しいのかな。

日本だと、人気となると、わんさか人が集まってきちゃうから、せっかくのカフェでも、好きなだけ過ごすことはしずらいことが多い。

Content image

外に余計なものがないし、注意書きはあるものの、中も見えないのがまた、この喫茶室の雰囲気をしっかり保たせているのかも。

Content image

上手く周りも撮れないだろうけれど、と思いつつ、お店の看板の写真を撮った。

 

二泊した翌朝。

Content image

三日目は、知恩院にまず行くことにしたのだった。

以前に自分が知恩院に行った後、修理期間に入ったはずだったので、今回は見えるかなと。

知恩院の庭の写真も撮ったのだが、天気薄曇りで、以前に、撮ったときと、違う場所かと思うくらい、写真写りが違っていた。

葉にそそぐ光と、影ができるくらいの陽射しがあるのと、薄曇りでは、映り方がまるで違う。晴れ過ぎていても、良くなくて、曇りの方がいいという場合もあるが、

京都のような風景のグラデーション美しいところは、やはり光が欲しい。

Content image

お昼に、京都らしいものをと思い、いもぼうを食べに行ったのだが、近所に2軒あり、どっちが本家か分かりにくい。

食べログなど見ても混乱するばかりだったので、適当にこっちかなと思う方に行った。仲たがいしている兄弟店みたい感じだった。

いもぼう 平野家本家 と、いもぼう 平野家本店・・・ややこしい・・・

いもの煮物の料理なのだが、季節のタイミング悪いと、芋の種類が、海老芋でなくてただの芋(里芋?)になってしまう。

Content image

店内自体も変わってた。

・・・料理の写真、撮るの忘れた・・・というか、京都で、なんと全く、料理の写真撮ってなかった・・・(そもそも料理の写真を撮らない方だった。食べることに集中し過ぎて。)

 

昼食後に、青蓮院に行った。もともとおみくじ好きで、好きだから、一年に一回だけとか、ワンシーズンに一回だけとか調整して(苦笑)いたが、

青蓮院で思いっきり凶を引いた。

大吉続きで調子に乗ってたりしてたのが、思いっきり凶で、しかも、ここの凶は容赦ない。

文面も救いようがない感じの、凶。

凶引くのってそれも珍しいんだよ~なんてフォロー無理。

おかげで、この日をもって、おみくじ引かなくなった。

おみくじに思った以上に一喜一憂すると知って、そういう自分があほらしく思えてしまったため。

それ以降おみくじ一度も引いていない。

Content image

おみくじ引いた後。青蓮院近くの木をなんとなく撮った。

そのあと、近くの粟田神社に寄る。

粟田神社は旅行安全の神社でもあり、旅立守護守りがあった。

鍛冶神社も参道にあるため、刀剣の飾りのついたお守りもあり、人気みたい。

 

粟田神社を見て、東山めぐりは終わりに。

東山だけでも二日かかった。それも十分でなかった。

季節でも変わり、月日でも変わる。

京都をじっくり見るために、何回でも行けそうだなと感じた。

 

 

 

 

Supporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile iconSupporter profile icon
Article tip 4人がサポートしています
獲得ALIS: Article like 13.61 ALIS Article tip 4.30 ALIS
shum's icon'
  • shum
  • @shum
特に旅が好きです。好きな言葉は、「塞翁が馬」。香りと空気の流れ重視。どうぞよろしく。https://twitter.com/windreamoon

投稿者の人気記事
コメントする
コメントする
こちらもおすすめ!
Eye catch
トラベル

京都宇治田原・正寿院の風鈴の音とともに夏が来た

Like token Tip token
132.25 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~シカ遭遇・龍が睨む二重の瀧#202-3

Like token Tip token
5.20 ALIS
Eye catch
トラベル

京都大原・三千院の桜からシャクナゲへ替わる季節に

Like token Tip token
138.61 ALIS
Eye catch
トラベル

なんもない!すばらしい!天塩温泉から稚内へ

Like token Tip token
11.57 ALIS
Eye catch
トラベル

【朝散歩】湯島天満宮

Like token Tip token
4.47 ALIS
Eye catch
トラベル

四万温泉(群馬県中之条町)1~積善館本館・千と千尋の神隠しのモデルとも(83.とらべるショット)

Like token Tip token
160.25 ALIS
Eye catch
トラベル

ルーマニア出国時にオーバーステイで拘束(現在003)

Like token Tip token
0.00 ALIS
Eye catch
トラベル

COVID-19が収束したら旅行に行こう!旅行が与える経済効果とおすすめの観光地!!!

Like token Tip token
62.00 ALIS
Eye catch
トラベル

「もののけ姫」着想の地であり魑魅魍魎の最後の砦 知られざる京都洛北・志明院へ

Like token Tip token
8.00 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~参道~下社風景#202-1

Like token Tip token
57.10 ALIS
Eye catch
トラベル

京都・南禅寺の最奥部は知られざる聖域だった 南禅寺奥之院 後編

Like token Tip token
297.73 ALIS
Eye catch
トラベル

【京都旅行②】雨の日も風情溢れる金閣寺

Like token Tip token
22.40 ALIS