イラフォトコンテストの期間がまるで締め切りのように、記事書く背中押してくれると思っていたが、そうこうしているうちに日々過ぎていく・・・
さて、長浜観光しに来たことの一番の目的は、竹生島であった。
どっか、知らない、良いところないかなーと、小さな島をチェックしていた時に知った。
母を連れての旅だったから、前の日に下見してあった。どこに船が来るのか。
前もって予約しておかないととか早めに行かないととか、気をつけないといけないって思っていたのに、割と緩い感じだった。
船に乗ると、必ず、外に出たくなる。風に当たりたいし、海をじかに見たい。
しかしそうすると、中でかかっている、観光案内アナウンス聞こえないんだよね。
約30分で着く。
ちょっと、結構な斜面に建ってるな・・・・
琵琶湖ってほんと広い。
船降りる時って、なんかわくわくする。
いきなり急な階段で暑い。165段だが、急なんだよね。
登ってすぐ、宝厳寺が目に入った。
天照大神が、この島は弁財天の島で、寺院建立したら、国が平和で豊かになるだろうって告げたそうで。
日本三大弁財天のひとつであり、その中で一番古い。
(後の二つは、宮島と江の島)
宝厳寺の本堂手前には、滋賀県の山の中でとれる小松石で作った五重塔。
竹生島流棒術・・・800年前に、竹生島の弁財天を信心し、長刀一流を夢想奉得した難波平治光閑という人がいて。その人が源平合戦の時に、長刀で活躍していたが、刀が込本から折れてしまい柄だけになったと。しかしその、柄だけで沢山の敵をやっつけたんだって。弁財天のおかげってことで、竹生島流棒術の始まり。
宝厳寺の方へ向かう。
灯篭に獅子が。
反対側にも。阿吽で、狛犬だ。
なんか色々なものがある。
小さなだるまいっぱい。
天井も、高貴な造りになっているが・・・なぜか、鞍馬寺と似た雰囲気も。
江戸時代初期に焼失した三重塔を平成12年に350年ぶりに復元。
片桐且元(かつもと)って人のお手植えのモチの木だそうだが、それって誰って思う。
片桐且元は徳川豊臣秀頼の後見役。賎ヶ岳合戦で活躍し、秀吉の下で検地・作業奉行として働いた人。1602年、当時、家康公が、秀吉色を薄めたがっていて、豊国廟も縮小しろって時に、秀吉の息子の秀頼が、普請奉行の片桐且元に、遺構を残すべく移築を任せた。
で、ここに移築した際の記念のお手植え。
つまり、そのころからここまで育ってきた木ってこと。
こんにちわー
ここは緑いっぱいでジャングルみたいな島だから、生き物、住みやすそう。
宝厳寺の反対方向へ。
豪華な屋根が見えてきた。
めっちゃ豪華!
国宝。唐門。
豊臣秀吉が建てた大阪城の遺構として唯一残るものらしい。
秀吉の頃の大阪城は、焼失したあとで埋められてその上に徳川家が大阪城作ったらしいから、秀吉の大阪城としてのものは、これだけってこと。
秀吉がなくなった後、大阪城の極楽橋にあったこの門は、豊国廟に移築されたが、徳川が強くなってきたころに、豊臣秀頼が先ほどの、モチの木のお手植えした人に命じて、竹生島に移築させた。その後に豊臣家は滅亡し、豊国神社も豊国廟も破壊されたので、
ほんと先に、こっちに持ってきておいてよかったね!ってところ。
国宝って、え、なんでこれ国宝?ってぴんと来ない小物もあるが、こういう国宝は、こんなところに吹きっさらしでいいのかとか思ってしまう。寺の塔とかもそうだけれど。しかし何でもかんでも取り外して、立派な建物のガラスの中に入れるより、見る方としては嬉しい。
極楽門、と言われた派手派手な唐門の先にある観音堂も重要文化財。
さて、唐門を通ってみると、一度通り過ぎるだけではもったいない・・・
この、それほど有名ではない?竹生島に、こんな、絢爛豪華な・・・
是非実際見て貰いたい!すっごいギラギラキラキラ派手っ派手ピカピカ
色鮮やかで、艶があり、
日光東照宮より人来てもよさそうなくらいだと思った・・・
ちなみに、2013年から2020年まで修復工事していたらしいので、今はまだピカピカなわけだ。
観音堂は結構高いところにある。
こののんびりした感じもいい。
舟をひっくり返したような舟廊下も面白い。こちらも唐門と同時期に補修。
その先にある、竹生島神社(都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)も国宝。
こちらも、秀頼の寄進で、片桐且元により、伏見桃山城の日暮御殿(勅使殿)を移築したもの。
清々しい場所にある。琵琶湖を見晴らして、ゆったりと、満足…そんな気分になれる場所。
蛇の神様。
結構リアル。
こういう入れ物タイプのおみくじ増えたな。
龍神拝所。いい見晴らし。
ここから、かわらけが出来る。素焼きの小皿二枚、あの鳥居の間をくぐれば願いが叶うとか。下に落ちてる白いのは、その皿らしい。
そろそろ船が来るから戻らなくては。
保存修理前ってどれだけ傷んでいたのだろう、、、今は綺麗だけれど。
小さな島だが、盛りだくさん。戻りの船までの滞在時間は75分あったが、ちょうどよかった。船の時間によって、上陸時間が多少異なる。
船を待つ間に、参道?の店を見たり。
周辺見まわしていたが、見ると、ここからも唐門見えているのであった。
船から降りたときは気づかなかったけれどね。
だんだん、船待ちの人が増えてきて、ぶらぶらしていた。
船到着。
ちんたら、こんな写真載せるなよ、って、今ちょっと思ってる。
しかしまあ
待たないといけないことだらけ。旅の間。
待つのが普通ってことを思い出す。
でもって、それもまた、悪くない。
いい島だった!
島全体がパワーススポットみたいで、なんだか特別な場所にお邪魔しましたっていう感じした。
琵琶湖にまつわる歴史の話のパンフなど後で読んだが、ほんと沢山の物語を見てきた湖。
竹生島、おすすめです!!
周りで行ったことある人いなかったのだが、同僚に超絶おすすめしたら、行ってくれた。笑
kyo asahinaさんも行ったことあるらしい!
そして、こすもすさんは、2,3回も行っているとのこと!
ALIS内には二人もいらっしゃった。竹生島行った人が。
こすもすさんの記事も是非↑
青々として写真も綺麗!
長々、読んでくださり、ありがとうございました!