経済のことには疎くて、円安円安騒がれてますが対岸の火事!そう思っていました。
でも、意外と経済のことを少し勉強してみると、生活に直結する重い問題であることがわかってきます。
経済の素人として今回の円安と日本について考えてみます。
#間違っていたらすいません
円安とは日本円が安くなっていることを指しますね。
島国である日本は輸入に頼らざるを得ません。
円安になるとこの輸入商品が高くなっていってしまいます。
iPhoneで考えてみましょう。
1ドル100円の時、iPhoneが1000ドルだとすれば、日本円10万円で購入できます。
しかし、円安が進み1ドル120円となると、1000ドルのiPhoneは12万円となります。
輸入品の物価が上がっていってしまうんですね。
ガソリンや小麦粉などいろいろなものが値上げしているのは円安による影響が大きいといえます。
過去10年間、日本は先進国の中で給料が上がっていません。
アベノミクスによる金融緩和で企業の利益や株価は上がりましたが、給料には反映されてこなかったんですね。
給料は上がらないのに物価だけは上がっていく。
(これをスタグフレーションというそうです)
これはなかなか危険な状態といえます。
単純に日本が貧しい国になっているということです。
子どものいる家庭では共働き世帯が増えていますが、夫の給料だけでは生活できない家族も増えています。
給料だけで生活すること自体が難しくなってくるんですね。
そこで副業や投資を始める人も増えてきました。
しかし、副業や投資もそんなに甘いものではないし、未だに始めてもいない人ばかりです。
格差社会の拡大と不景気感はかなり大きくなっていきそうな気がします。
日本は少子高齢化も待ったなしです。
生まれた数の分しか人口は増えません。
令和3年の出生数は84万人と発表されましたが、20年後の20歳は84万人以上にはなりません。
人口が減っていく日本に向けたサービスってどうやったって頭打ちです。
企業が成長していくには外国に向けていかないと尻つぼみになっていることはわかっているんですね。
でも、政治は人口分布の多い高齢者からの支援を受け、高齢者のための政治をします。
だって高齢者のための政策をしないと高齢者から支援してもらえませんから。
テレビや音楽といった日本市場だけのコンテンツは衰退していく未来があるわけです。
世界に向けたサービスを売っていかないと、日本は本当に貧しい国になる未来があるのです。
政治や経済のことなんてあまり気にしていませんでしたが、色々と調べてみると結構危機的状況に日本があることに気付きますね。
知っているのと知らないのでは打てる対策がまったく変わります。
もう少し勉強しないとダメだなと感じています。
ぼちぼち一緒に勉強していきましょう!