心の風邪というキーワードを初めて聞いたのは、私が高校生の頃だった。もう15年くらい前になる。
うつ病は心の風邪で、誰もがなる可能性を秘めている。というものだった。
これの功績は、偏見の強かったうつ病という物を世の中に広く知らしめ、治る病気だと存在を身近にしたことだと思う。
しかし反対に、うつ病はストレスに弱い人がなる病気という負のイメージを植え付けてしまった。
うつ病は実際には、脳内の伝達物質の生成に影響をされている。
メンタルの病気は、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンという3種類のバランスの崩れが影響しています。これはモノアミン仮説と言います。現在、この、仮説を元に様々な薬が作られています。
PMSなら、女の人は生理でホルモンバランスが崩れて大変なんだなーと思います。
それと同じように、鬱病も心の風邪ではなく、脳のホルモンバランスの病気で治るものなのだと、広く知ってほしいと思います