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こんにちは!
前回では関わり方について私の考えをまとめました。なぜそんな風に思うのか?を今回はお伝えします。
支援が必要な子に学習支援をしていた
私は、児童養護施設で学習支援をしたり、不登校の子に学習支援をしていました。
不安定な子も多く、プライベートな話には一切触れてはいけないというルールがありました。
距離感の話
児童養護施設の子供たちは、精神的に不安定な子が多いです。また、人との距離感をうまく作れない子や自分の境界線をうまく作れない子が多いです
バウンダリーを考える
心理学に、バウンダリーという考え方があります。人との境界線、距離感の考え方です。
想像して下さい
あなたは庭付きの一戸建てに住んでいます。柵がついています。これが人の心の境界線です。
例えば隣人か壊れた柵を勝手に修復したり、手入れをされていない庭を勝手に手入れするような事があれば、怒るべきなんです。
境界線がしっかりしてないと
相手の責任を、自分の責任だと感じ、必要のない世話を焼いてしまうなど、自立にとても弊害になります。
例
仕事でNOが言えない
人の仕事を代わりにしてしまう
子どもが勉強しないのは親のせいだと感じる
人の世話を焼いてしまう
求められてもいないのにアドバイスをしてしまう
親の望む生き方をしてしまう
自分の人生を生きられない
などなど
自立とは?
親以外の人間に頼りながら自分の人生を生きること
境界線を作るには
境界線が上手く引けていない人に対しては、ぶれること無く、距離を保つ必要があります。
まとめ
講師としての距離は友達の距離とは違います。
私は、子ども達に辛いことがあっても、疲れていても、塾に来たら勉強をするという一定のリズムを作って欲しいと考えています。
また、保護者さんが過保護になる事で、子どもの境界線がブレ、子どもが自分の人生を自分で歩むことが出来なくなる事も危惧しています。
保護者さんには、子どもと心穏やかに、褒める事だけをして頂きたいと伝えています。