
植物の芽吹きが始まった時期となると、その他の生き物も活動を活発させる。
毎日のように歩いている散歩コースすぐ裏山は、植物が生い茂ってくると、スズメバチや様々な種類の蛇など少々気をつけなければならない生き物たちが活動し始める。
野ばらや棘のある植物もしげり出すと、散歩着のような軽装では入りにくくなってくるため、今のうちに入っておくしかないと思い、普段の安定散歩コースから山へ入った。

木は葉がまだ芽吹きはじめなのでまだ遠くまで見渡せる。
地盤が緩く、大雨が降ると土砂崩れが頻繁に起きる場所の下から撮影。
土砂崩れが頻繁に起きている急斜面のため、すぐに成長するようなニワウルシの木が多いと感じた。

土砂崩れが起きない近くの場所は、様々な木が生えて森となっているが、この場所一帯はまばらな木などが生えているだけの独特な風景だった。
海外の、とある風景にありそうな感じもした。

昨日に続き強い風が吹いていたが、一日中晴れていて気持ちの良い日。
青空も澄んで、時々立ち止まっては、
ぼーっと景色を眺めた。
贅沢な時間と感じた。
道のない場所や歩きにくい獣道を歩いたため普段ではあまり使わないような足の筋肉も鍛えられた思う。

プチ冒険も終盤、鹿の角を拾った。
こんなに大きな鹿の角を見たのも触ったのも初めて。見事なものだ。
去年の夕方から夜の時間帯に初めて、鹿の群れ50頭ほどがいるのを散歩コース周辺で見かけ、自分の散歩コースの裏山にこれほどの鹿が群れになってい生息しているとは全く知らなくて驚いたことを思い出した。
その鹿の中の一頭なのだろうか。
立派な角を持った鹿が家から車で10分以内の場所にいるとは驚いた。

鹿の角が落ちていた周辺には、ノビルもたくさんはえていた。
周辺は粘土地だったのか、硬そうでノビルの根は思うように抜けず、
根は少ししか取れなかったが、味噌をつけて食べたい。
茎や葉は刻んで納豆と一緒に食べたり餃子の具として使用してみたい。

細めだが山ウドも生えていた。
ゆでて酢味噌で合えて食べたい。

きつい斜面や、ほぼ道のない近くの裏山散策はいつも楽しい。
野性の恵みをまたいただきます。
ありがたや。










