お盆が過ぎて風が一気に変わって気分も秋モードに切り替わる。
セミはまだまだガンガン鳴いています。
お盆と言えば毎年必ずと言っていいほど天ぷらを揚げる。
それとは関係なく年中天ぷらなど揚げ物を家で上げているが、揚げ物に適したお箸ってなかなかない。
太い細い長い短い重い掴みにくいなどバランスじゅうようなんだよなー。と思い続けて何年感。
売っている箸を何回か使った事もあるが、この箸は最高だ。気に入ったと思った事がある揚げ箸に出会った事がない。
ついに重い腰を上げ、竹で揚げ箸を作った。
雑ながら今回見た目は後回しで、使いやすさ重視。
程よい長さ。程よい太さ、程よい角、先の部分を尖らせずに安い割りばしのようにスパッと切ったような角。
割りばしってつかみやすいし軽いのがいいと思っていたんだ。
割りばしは耐久性など長くは使えないから竹で割りばしの要素を取り入れたオリジナル揚げ箸。
軽いからコロッケやカツなんかもひょいっと掴めそうだ。
やすりをかけて完成。
先日夏野菜や玉ねぎなどを揚げてみたがかなり使いやすかった。
余計に気に入った。
揚げ箸を作って数日後、
母のお箸の先がかけていて、両方の長さが違うのを無理やり使っているのに気付いた。
買えば早いのにと思ったが、なかなかこれだーって箸がないんですよね。
納豆をつかみやすい、転がりにくい安定感、掴んだものをホールドしやすい箸を制作することになった。
始めはいい線行ってるぞ。と思ったが、長すぎで太すぎてごつくてゴリラ箸だと謎のダメだしされたので、調整した。
確かにごつめ。
節の部分を切り落とし、切り出しナイフややすりで微調整してシャープにした。
たかだか二本の棒だけどこれが大変何ですよ。楽しくてあっという間に時間すぎます。
完成してテーブルに置いておいたらダメ出しをせず毎日使用してくれているようだ。
箸は毎日のように使うものだから自分に合った良い物をチョイスするのにこしたことは無いが、なかなかこれだと思えるものがないんですよねー。
そしたら自分でつくっちゃえ。ラーメンやうどん、納豆やきんぴら、つかみにくい物を思い浮かべて箸の形状に反映させていき工夫を重ねる。
たかが箸、されど箸。
作って技術習得からのさらなる箸へのアップグレード。
人に作ってあげて使ってもらえる喜び。
ハッピー工作♪