水脈をぶち抜けば大洪水と干ばつという災害になりますが、石油を掘り当てれば大富豪です。
地方は車社会、ということを考えるにしても、ただの移動手段だけの側面だけでは岩盤にぶつかるだけだと思います。
でも、少しルートを変えつつ掘り下げてみれば、問題の色も変わってみえます。
個人的な好みでは、映画「容疑者Xの献身」の"幾何の問題に見せかけて、じつは関数の問題である"という表現がとても好きです。
直近では、クラウドファンディングや暗号通貨についても同じようなことを考えてみました。
ただの寄付や通貨のIT化だけではかるような見方ではなく、どう構造を変化させるのかと見てみると面白いものですよね。
そして、暴騰暴落で一喜一憂するのも的外れなことは言うまでもないと思います。
面白いのは、もう手がつけられないヤベェ無理だと思っているところにこそ、割と金脈が眠っていたりすることです。人類の歴史の中でも何度も繰り返されてきました。
文学的に表現すれば"諸行無常"、数学的に表現すれば"x2+y2=r2"、物理的には"波"みたいな感じでしょうか。世界は循環していくようですね。
その意味で、非常にヤバイ地方はどちらとも言える・言えない状況にあります。
爆弾があることにはあるし、余白がある側面もある。測り方によって、あるいは、人の見方によってその評価は大きく分かれています。
その現状をしっかり捉えることは重要です。
現状を捉えることができずに、未来を描くことは不可能だからです。でないと、とんちんかんな方向に進んであっという間に破綻です。
残念ながら、うまくいっているとはお世辞にも言えない状態ですが、チャンスはあると個人的にいつも思っています。(言い聞かせているだけかもしれません笑)
とにかく誰も答えを持っていないし、的外れな解釈も飛び交っています。昨今の地方創生うんぬんのほとんどがそうです。
さて、これからどこが抜け出すのか。
そしてどんな舵取りがヒットするのか。
答えはサッパリわかりません。
あ~、石油王と友達になれないかな!笑
てらけん