ウイスキーとチキンを握りしめ先日の皆既月食を観賞したのも束の間、農の世界に没入していると気がつけばもう師走が顔を覗かせてきている。
朝晩がすっかり冷え込んできた。
月食も科学が解明し、今では天候に観賞場所や時間に至るまで細かく示してくれるのでゆっくりと準備をして天体ショーを観賞しに行ける。まぁ僕の場合準備と言ってもチキンと酒と椅子くらいの物だが、しかし改めて時節と言う時の中で、僕達人間は生きているんだなと、壮大な宇宙のショーを眺めながら思うのであります。
そんな時の感覚と野菜作りについて月食は思考を刺激してきた。
野菜作り。
一人で居ると没入し時間の概念が無くなる、えっもうこんな時間って具合に。
組織運営やビジネスと言うものをしていると時間を明確に意識はしている、例えばパートさんが来てくれてると時間的概念を意識しているが、1人で野菜と向き合うとなるとついつい時間と言う概念が意識から切り離されてしまうのは一体どう言うものなのか?
友人が探求している幸福とは?の中の一節で神経伝達物質から考える幸福と言うものを知った、ここではかいつまんで紹介するが数ある神経伝達物質の中で以下は農作業に存在している。
・セロトニン
・オキシトシン
・ドーパミン
これらは別名幸せホルモンとも呼ばれている。
そして
・エンドルフィン
科学的視点で少し掘り下げてみる。
・セロトニン
必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつで、視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。 他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
日光浴、リズム運動などで出る。
日光浴は植物の手入れや世話の環境では常、そしてリズムは手入れや世話と言う行為として植物が作ってくれる。
・オキシトシン
視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである 。
ポジティブな交流、愛情を感じる機会などで出る。
植物からは愛でるといった感情をくれる。
・ドーパミン
アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。
小さな目標達成、運動、気分があがる音楽などでも出る。
植物の世話や手入れには日々小さな達成と適度な運動がある。
・エンドルフィン
内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示す。特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。
サウナ、有酸素運動、好きなものを食べる、植物を育てる(どんな花が咲くかやどんな良い野菜が出来るかなど楽しみにすること)などで出る。
詳しくは精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法こちらを読んで頂きたい。
没入と言う時の中でこれらの様に神経伝達物質が大きく関係しているのなら、DAO思想に基づいたメターバースの世界がリンクされ発展してくる事は間違いない様に思う。
野菜はDAO?
野菜は作為的に作れる物でもなく、注文も出来ず、野菜自ら自発的に生まれるものであり、人は得た知識と経験その一つ一つが自らの根源となる胚芽のような力を損なわれることなく内に抱き、精神から自発的に生まれてくるものを野菜に与える。
慣行栽培や無農薬栽培などと言った先人科学者達が証明してきた次元の話しではなく野菜作りとは人一人一人が持つエネルギーの世界だと思う。
時を超越した時に放たれるエネルギーは人生の幸福の一つと言えるのではないだろうか。
僕は野菜作りと言う農家視点で思う事を書きましたが、皆さんの幸福に寄与するこれらホルモンを日々の取り組みの中で活用する行動を行ってみる事で、時を超越したエネルギーを放ちそのエネルギーは何処かの誰かに届き幸福の連鎖がおこります。DAO思想に基づいたメタバースでは没入の技術からなる幸福が含まれてるのでしょうね。
ここまで読んで頂き有難う御座います。