非中央集権という流行り言葉は、やめた方が良いと真剣に思っています。
なんとなく、自由で、支配から逃れた、そんな青空の下をジーンズに白シャツのさわやかさんが駆け回るキレイなイメージを想像しがちですが、実際はそうではないからです。
それは「嘘をついている」というわけではなく、「よりよい運用を行う」為に必要な権力は運営が保持している必要が実際に必要です。
例えば、ALIS。
今回、ベータ版では仮想通貨のテーマに限るという制限が出ました。
ホワイトペーパーは読んでいますので、仮想通貨をキーワードにしたい事は十分存じておりました。
アンケート時点、ベータ版申し込み時点で「どのようなテーマでブログを書くか」という設問があったように記憶しています。これはつまり、他のテーマでもよいという事ではないか?と、私の先走りですが期待していました。単なるテーマ選定のみならずその理由も設問としてあったと記憶しています。仮想通貨特化のブログであれば他の方との差別化がしずらく、ゆえに○○というキーワードでブログを書きたい、そう返答しました。
しかしそれは敵いませんでした。
それに私は不満があるかと言えばそうでもなく、「適切な成長を遂げるために必要な事をしている」と私は理解しました。
これを行うためには、運営が権力を持つこと、すなわち中央集権が必要です。
政治のニュースを見ているとよく知った人が「よくわからないんだよね」と言います。
衆愚政治なんて言葉もあります。
みんながみんな同じだけの権利を持っている場合、迅速な成長を阻害する場合があるのです。
皆さん、そんなに非中央集権が好きでしょうか?非中央集権が成り立つためにはその仕組みの一翼を担うだけの能力を持つことが必要です。
皆さん、そこまで覚悟されておられますか?