決まりごとに関する話をします。
決まり事というのは規制であり約束であり、法律です。
この辺りのニュースに刺激を受けての事です。
MECEは「漏れもダブりもない」状態を言います。
それを作るには「その他」が重要だという話をします。
仮想通貨に知見がある方が多いと思いますので、BTCETFの話から始めます。
BTCETF、将来的には仮想通貨ETFになるとは思うんですが、SECが承認をしない理由は何でしょう?
投資家保護ですよね?
では、なぜ仮想通貨市場が危ないのでしょう?
きっと、悪いことをした人を取り締まることができないし、価格の変動リスクが高いからですよね。
その価格の変動リスクは、操作できてしまうところに問題があるように思います。。
その原因は、二つあると思われます。
一つは仮想通貨市場の時価総額が低いため、小金持ち(と言っても庶民からすれば大金持ち)がちょっと売買するだけで価格が乱高下するような、そんな状況だから。2018年夏以降は出来高も減り、その傾向は顕著です。売り板も買い板も少ないのです。(だからOTC取引が盛んになっています)
もう一つは、実物の大量保有者の存在。いわゆるクジラです。最近のニュースであったのは「既存のクジラは売っていないむしろ安くなったら購入している」という分析です。
となると、悪い人が現れたら取り締まりをする仕組みが必要であること、そして時価総額を大きくして価格操作性を低減させることがETF承認への道かもしれません。
時価総額が大きくなるには、ETFがなくとも機関投資家やそれなりに大きな資本が仮想通貨投資市場に入ってくる必要があると考えています。その前提となるのがカストディでしょうし、保険でしょうし、仮想通貨に対する知見やブロックチェーンの応用実績でしょう。そして、規制だと思うのです。
私は、仮想通貨ETFを大目標として「承認されなければならない」と言っているわけではありません。
現状、BTCETFが否決されるほど投資家にとって荒れた市場である、それを解決する方法はいろいろあるが、その一つが規制である、と言いたいのですね。
で、規制なんですけども、よく言われるのが「技術改革を阻害しないような規制が必要だ」という事です。
随分と投げっぱなしな話です。皆さんそれは分かってると思います。具体的にどうするのか、で悩んでいるわけです。
規制をするのであれば、仮想通貨は世界で使われるものですから世界基準でやる必要があると思いますし、国ごとに事情が違うわけですから、その個別用の余地も残しておかなくてはなりません。
抽象的な文言で、悪者が出た時にそれを取り締まれるようなものができるのではないかと考えます。
何故、抽象的な文言にならざるを得ないかというと、今後どんな悪者が出てくるかがすべて列挙できないからです。
契約書でもよくありますよね?
1○○2○○、、、と列挙されていて最後に「その他、不正だと判断されたものはこれを禁ず」というもの。そんな感じです。
ようやく本題に入るのですが、「その他」が大事なのです。
日本の有価証券は、会計上四つに分かれます。
・売買目的有価証券
・満期保有目的債券
・子会社株式及び関連会社株式
・その他有価証券
日本税制は、給与職など、おおよそいろいろな所得に分かれています。
一方で、どれにも当てはまらにモノは雑所得となります。個人が仮想通貨で得た利益は雑所得に反映されるのは皆さんご存知の通りかと思います。
これらの「その他」があったからこそ、仮想通貨という想定外のものが出てきても「とりあえずこれで」と言えたのですね。
だから、仮想通貨の分類も、決済用、利用料等々。いろいろありますが「その他」が必要だと思います。
これを想定していない場合は、自分を過信しており、将来の天才・奇才に失礼何じゃないかなぁ?と。
最近だとニュースで、資金調達用に作成されたトークンが属する資産区分が書かれていました。私はそれまで見たことがありません。(EOSなどが該当するのは知っています。仮想通貨の分類として明確に記述されたニュースなどを見たことがなかったのです)
きっとそういうものが出てくるんじゃないかなぁ?と思います。
それらのカテゴリに合わせた監督官庁があっていいですし、後は複数のカテゴリに属する仮想通貨が出てきた場合の対応策も検討されてしかるべきです。
おまけです。
ALISのカテゴリーもMECEにはなっていません。
御朱印と仮想通貨を組み合わせることは可能ですし、御朱印の旅におけるグルメのブログ記事はあり得るからです。仮想通貨のビジネスへの応用はカテゴリをどうすべきでしょう?
このカテゴリの選択でいいねの違いが出て、それによってALISにおける可視化された信頼が違うのであれば、もやっとします。
新着や人気記事は一つにして、タグで強制的に一つ、解放カテゴリを選ばせる方が良かったんじゃないでしょうか?
私はもう期待していないので、割り切っていますが。
最後に、こちらを引用して終わりにします。
ではでは
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