議論メシに加入している関係で、feverを使っているのですが、最近、だんだんfeverが面白くなってきた♪
feverについて感想~ALIS,Steemitとの比較/違い
で書いたとおり、feverの仕組みはだいぶ原始的と言わざるを得ないわけであり、テクノロジーとしては特別優れているとは思いません。それはともかくとして、結構、fever面白くて使っちゃうんだよな~w
それは何故なのかを自己分析してみたところ、
と感じました。
feverは、ポイントを払い出すのは管理者です。他のパターンもないわけではないですけど、現実にはそれが圧倒的でしょう。つまり、その人に報酬を与えるかどうかは、管理者のさじ加減と言っても過言ではないwww
別にマイニングによってシステムが生み出すわけではないのです。極めて主観的かつ中央集権的なシステムであります。その結果、「ご機嫌取り」的な行動を取る人を生む危険性があります。それが進行すると、いわゆる取り巻きが発生し、組織は硬直化し、ピラミッド構造を成していきます。危険は危険。
ただしその一方で、良いこともありまして。管理者から直接感謝される感があるのです。オンラインサロンの場合、「管理者=サロン主」なわけで、それなりにリスペクトしている人物なわけです。そういう人物から感謝されて気持ち良くないはずがない。これがモチベーションを生みますね~。ましてや、これが宗教団体とかアイドルのファンクラブだったら、それこそfever(熱狂)を生むのではないでしょうかw
逆に言えば、ALISやSteemitにはそういうモチベーションはないですねw。そもそも、具体的に誰に感謝されているかは不明確です。例えばALISは「いいね」の数は分かっても誰が「いいね」をしたのかは分からないようになっています(そしてそれは意図があってそうなっている)。
どちらが良い方法かと言えば、長期的に見れば絶対ALIS/Steemit方式の方が良いと思います。feverは同時に、スケーラビリティが非常に低いのも大きな問題でありまして(その辺の事は、feverについて感想~ALIS,Steemitとの比較/違いに書いた通り)。
それはつまり、
・組織の硬直化
・メンバー数増加による管理コストの増大(もしくは管理体制の破綻)
が同時に進行する事になりかねないわけです。空恐ろしいw。組織の腐敗に向けてまっしぐらですよww。ですがその一方で、feverだからこその良さ/面白さがあるのも事実だと思いました。