時計を好きになりたいすべての人のために。
『腕時計ロマンチシズム概論』絶賛公開中!※インスタグラムもやってます。
❖❖❖❖❖コラム「時計✕〇〇」論❖❖❖❖❖
時計を時計としてだけでなく、他の何かと組み合わせて考えてみましょう。誰かが時計を腕にしようと思わなければ、僕は生まれなかったかもしれないのだから。
テニスって実は紀元前のエジプトくらいまでその起源が遡ること知ってました?栄えたのは16世紀のフランスの貴族の間でらしいですけどね。
僕、ギリギリ貴族ではないんですけど、こう見えてテニスとかやっちゃうタイプじゃないですか?皆さんご存知の通り、てんで運動音痴で特に俊敏性や持久力が求められるスポーツ全般苦手じゃないですか?その中でも特にボールとか結構ビビっちゃうタイプなのはバレてるじゃないですか?
そんな僕も意外と好きなスポーツがテニスでございまして。別に上手とか言うつもりはないんですけど、まぁ1回錦織くんあたりと?お手合わせ的な?してやってもいいけど的な?そういう上から目線な自分も好き、みたいな?(ファンの皆様すみません。)
さて、『腕時計ロマンチシズム概論』としてテニスと時計を考える!と言ったときにまず僕が思い浮かべるのは、リシャールミル(richardmille)です。このメーカー、ご存知の方には釈迦に説法ですが、2001年創業の振興メーカーでありながら「時計界のF1」のコンセプトの通り、いやそれ以上に、高級時計を超越した高級時計を生み出し続けています。
まさにテニスとのつながりでは、2017年ラファエルナダル選手との『RM27-03 トゥールビヨン ラファエルナダル』を忘れることはできません。その素材自体の圧倒的な新規性や仕上げの素晴らしさ、製造技術の物凄さはもちろんながら、時計のパッケージとしてそこにもたらされた『1万Gの衝撃にも耐える』という性能こそがこの時計の価値を揺るぎないものにしています。お値段8,900万円。もはや潔い。都内の好立地にゴージャスなマンションが買える。羨ましさを超えて羨ましくないっていうありがちなスタンスを超えてやっぱり羨ましい。でも自分が宝くじで1億円当たったとしても買えない。きっともっと他のことに使わざるをえない。泣く泣く買えない。だから買える人ってすごい。夢がある。時計に、人生に、夢をありがとうございます。
リシャールミルのこうした時計もそうですが、他にもテニスプレイヤーとアンバサダー契約をしている時計メーカーはたくさんあります。例として…
・錦織圭 選手 → タグホイヤー
・ジョコビッチ 選手 → セイコー
・フェデラー 選手 → ロレックス
・ワウリンカ 選手 → オーデマピゲ
・大坂なおみ 選手 → シチズン などなど
どれも素晴らしい時計達で、たまにテニスの試合やニュースなんかを見ると、そんな時計達に想いを馳せてしまうわけで、ああ、ロマンチック。
さて、じゃあお前がテニスをする時に着用する時計は何なんだと、そんな熱烈なファンからの疑問の声にお応えしてお答えしましょう!
まだギリギリ勝てない相手だとしても、やっぱり形と心意気だけはナダル選手でいたいという想いが強いんですよね、僕。ほんとリスペクト。そして彼の着用しているリシャールミルの特徴をみると、
「めっちゃ丈夫」
「軽くてプレーしやすい」
「汗に耐える防水性能もある(50m)」
…っていうあたりだと思うんです。
共通点。まず、めっちゃ丈夫で強い。しかもGショックの採用する中空構造(ムーブメント自体をある意味で"浮かせて"ケースからの衝撃を直接伝わらないようにする)って、最近のリシャールミルが発表したケーブルサスペンションシステムと似たようなもんですしね!!(全然違うけど。どっちもすごいけど。)40グラムくらいと超軽いしね!!防水性能も倍以上で申し分ないしね!!
これらの点を鑑みれば、最終的に、僕、ニアリーイコール、ナダル、っていう可能性も量子力学的にはありえなくはないんじゃないかな?って最近思い始めています!幸せです!ありがとうございました!