10月12日〜13日 12:00の間に多通貨オークションを行いました。
初めての試みとほとんど告知もなく、突然はじめましたw
「本日オークションやりまーす」って言う軽いノリでしたw
内容はamazonギフト券1000円分をいくらで落札されるか?しかも入札される通貨は
JPY・ALIS・ARUKの3種類、一見意味がわからないと言う方もいるかもしれませんので少し解説します。
上記の図に書いてある様に従来のオークションでは単一通貨の最高額を競り、最高額の落札者が出品物を得ます。
多通貨オークションでは通貨ごとの最高額を競り、最終的に出品者の欲しい通貨の最高額落札者が出品物を得ることになります。
オークションの狙いは大きく3つあります。
一つは自由さんの記事にある「相場形成」=「トークンの価格形成」です。
今まではALISのみやARUKのみの単一通貨によるオークションを行っていました、自由さんの記事にもある様に売れた商品価格が本当に正しいのか?という疑問が生じます。私もLINE上でALISのオークションをした際に商品の円建て価格に引っ張られて、本当のトークンの価格なのか?という疑問がありました。
しかし多通貨の中に円で入札する事ができる事で円入札の価格に合わせながらALISなどのトークンを入札する事が可能になります。
2つ目は「租税基準」を形成できる事です。
これは、国税局の見解を参考にしますと「その物を日本円で売買したときの相当額で計算する」となっています。今回のオークションで入札した円=ALIS=ARUKとなります。よってトークンを商品と交換した際の税金の計算が容易になります。
3つ目はコミュニティ間の競争です。
通貨ごとにコミュニティが生まれ、宗教の様に睨み合っている通貨もあります。しかしオークションではそれぞれの支持する通貨で落札するという競争心理が生まれます。また複数通貨を持っている場合、どうしても欲しいものは通貨ごとに最高額を入札し権利を複数得る事も可能でコミュニティを跨ぐ様な方が有利な場合もあります。
何よりも憶測によるツイートより健全なコミュニティ同士の競争が生まれる可能性を感じています。
では今回のオークションの結果はどうなったかと言いますと
以下の様な条件で行いました。
そしてリプ欄へどんどん入札していきます。
最終的にこちらの3名が落札する権利があります。
あとは出品者の私が欲しい通貨の落札者を選びます。
そして決まりました。
この様にして古物商許可証を持っていると堂々とオークションを行えます。
参加者数:11人
入札回数:21回
円入札人数:2人
ALIS入札人数:8人
ARUK入札人数:1人
価格形成:最高入札額
650円=300ALIS=5ARUK
租税基準:1ALIS=2.16円 1ARUK=130円
この価格がオークションを介した価格になり租税基準になります。
さらに参加者が増え、通貨が増えると面白い事になりそうです。
今回は1000円のギフト券でテストを行いましたが、次回は商品などを買い取る事もして行こうと思います。
まだまだ実験の域を出ませんが協会の設立準備も進んでおり、より一層社会への貢献と新しい事へチャレンジしてきます。