ムーアの法則によると、コンピューターの知能が人智を超える技術的特異点、いわゆるシンギュラリティに達するのは2045年だという。
本当にシンギュラリティに到達するのか?
そんな議論はたくさんされてきたので今回は「本当にシンギュラリティが起きたら」に焦点を当てて考察してみる。
人工知能が真人間の知能を超えた時にすることはなんだろう。
環境保護ではないだろうか。コンピューターにとっても環境や資源は必要であるからまずそこの整理を始める。これは人類が長いあいだ問題視してきたことだが、一向に解決されていない。
そこでコンピューターはこう考える。
「そうだ、人類と戦争をしよう。」
「環境を汚してきた張本人は人類であるから、人類を削減しよう。」
賢いコンピューターがなぜ戦争を選ぶのか。
話し合い、友好的な解決法はないのか。
ない。
と私は思う。
人類の歴史を振り返った時に、話し合いで解決してきた事例はいくつあるだろうか。
勝ってきたのはいつも力を持つものであり、話し合いなど時間がかかり過ぎるだけなのだ。
人類が作ったコンピューターはそれをよく理解している。人類の知能を超えた時点でまず「戦争」という方法で環境を整えるというのはある意味コンピューター的で合理的な判断なのだろう。
そうなると私たちは将来ターミネーターのような敵と相対すことになるのか?
ターミネーターは、2029年の近未来に反乱を起こした人工知能「スカイネット」が創り出した人型の殺人アンドロイドだ。
正直いうと私はターミネーターとは戦いたくない。
一瞬で負けてしまうだろう。
さて、ここからが本題なのだが、
結論から言ってしまうと人類がターミネーターのような敵と戦うことはないだろうと思う。
人類との戦争を決意したコンピューターは効率的な戦争の仕方を考え、その結果行き着くであろう答え、
それはステルス性小型ドローンである。
最も人類を殺めてきた動物が蚊であるように、大量の小型ドローンにウイルスを仕込む。
人間にウイルスを感染させてもいいし、食物に感染させてもいい。ステルス性によりレーダーには映らない。
人間の三大欲求は食欲・性欲・睡眠欲であることから、食べ物を食べ、SEXをするだけで人類はその数を減らしていくのだ。
人工知能、ドローンをはじめ、私たち人類が創り出そうとしているものが人類の敵になるかもしれない、そんな考察でした。
私自身が思い描く未来としては、人工知能が倫理観を持ち環境を一緒につくり直す。
そんな未来だったらいいな。
シンギュラリティが起きたらどうなるのか、
皆さんのご意見も楽しみに待っています!
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