【※以下の記事は、ゲーム内報酬体系の変更によって今後は妥当しない可能性が高い記事となっております】
こんにちは、やんぐです。
5月頃に「クリプトスペルズは稼げるのか?」というタイトルのもと、3回に渡って記事を書いてきました。
第1回ではそもそもNFTゲームで稼ぐことの意味について論じ、第2回ではクリプトスペルズで稼ぐ方法を記述し、第3回ではクリスペを選ぶべき理由を書きました。総じて「ゲームで稼ぐ」が効率的になるためにはゲームが面白い必要があること、そしてクリプトスペルズはそのポテンシャルがあることを書いたつもりです。
その中で「じゃあ、実際どのくらい稼げたの?」という話については、まだ経験が少ないのでまた書きます、としていました。この記事は、クリスペを約半年プレイした私の経験をもとに、実際どのくらい稼げるのか?という話をしたいと思います。ここでは、NFTの資産運用(転売)以外の純粋なPlay to Earnの側面について意見を述べます。
クリプトスペルズを始めようと思っている方は、ゲーム開始時、招待コード
「uAzq」
を最初の登録の際にご入力ください!
招待コードを入力すると、ゲーム内ガチャのような「採掘チケット」が20枚手に入ります。デメリットはなく、必須です。
私も少し得をする仕組みになっているので、私の記事が役に立ったという方に入力していただけると大変嬉しいです。
クリスペにおいて、ゲームをプレイすることによって稼ぐ方法・通貨は以下です。
■MCHC
これは、ゲームが発行する暗号資産で、上場されていますので価格は流動的であり、日本円とのバランスも常に公表されています。大会の報酬として配布され、定期的にオンチェーンとなり換金できるようになります。
■SPL
こちらはゲーム内通貨となります。価格はイーサリアムと連動しており、10万SPL=1ETHです。
ゲーム内通貨だったらEarnできないでしょ、と思われると思いますが、ゲーム内でNFTであるカードを購入する資金となりますので、例えばそれを外部の日本円で取引できるマーケットで売却するなどして稼ぐことができます。
■TCGC
こちらは、MCHCとはまた違う暗号資産となります。こちらも価格は流動的です。日本円とのバランスも公表されています。
ゲーム内で保有しているNFTの価値によって決まる「TAV(トータル・アセット・バリュー)」に応じて、定期的にもらえることになっています。
■日本円
ゲーム内の大会の賞品で、カードが配布されることがあります。公式主催の大会だけではなく、ユーザーが主催するイベントでも配布されることがあります。また、「採掘」でレアカードを入手することもできます。これらは基本的に出費のかからないカードの入手方法であり、このカードを外部のマーケットで売却すると、日本円になります。
あとは、日本円を直接報酬にしている非公式大会も・・・!
だいたい以上です。
【ただし、今後は報酬体系がMCHC→ゲーム内通貨Soulとなり、Soulのバーンによって別の仮想通貨OASが得られるという報酬体系になりそうです】
さて、私は4月にアカウントを作り、本格的にクリスペを始めたのは5月からです。
ちょうど半年が経とうとしています。
ここまでの私の実績を実例としてご紹介したいと思います。ゲーム内通貨のSPLの獲得は省きます。またカードの転売差益は含んでいません。
■獲得したMCHC(合計約71450円相当)
合計 1429MCHC
主に大会の入賞賞金として獲得しました。
■獲得したTCGC(合計約14560円相当)
合計 1040TCGC
持っているカードのレアリティに対応した定期的なドロップで獲得しました。
■獲得した日本円(13000円)
日本円が直接賞金になっている非公式大会で獲得しました。
■獲得したカード(合計41000円相当)
慈悲の救済エイル(非公式大会賞品、2000円相当)
グレンデル(非公式大会賞品、1500円相当)
ホルスの擬杖兵G×3(大会賞品、1枚2000円相当)
ブラックゴブリンG(大会賞品、2000円相当)
スカイガルドの巨神兵×3(大会賞品、1枚1000円相当)
リリスりーちゃん×2(大会賞品、1枚1000円相当)
ハロウィン・リリス(オフ会賞品、7000円相当)
プライマル・ハンター×2(採掘、1枚3500円相当)
センタールート×3(採掘、1枚1000円相当)
テディ・ボム×2(採掘、1枚500円相当)
一族の旗頭次郎(採掘、500円相当)
次郎の衝迫(採掘、1000円相当)
時空使いイルーナ×2(採掘、1枚500円相当)
痛みの悪魔(採掘、1000円相当)
蒼炎の崇拝者(Alis企画、3000円相当)
価格が変動しますので、いつ売るかで価格が違ってきますが、上記はいずれも
10月31日時点
での価格を参照しております。
※忘れてるものもあるかもしれません笑
さて、上記を合計すると約14万円相当。
1ヶ月に引き直すと、だいたい月あたり2万3000円を稼いでいることになりました。
ここで一番最初の質問に戻ります。
クリプトスペルズは稼げますか?
「・・・いやいや、月1万や2万なんて全然稼げてないでしょ。
もっと楽して月5万10万稼げるゲームの方がいいな!」
・・・と思った方。
詐欺に引っかからないように気をつけてくださいね笑
僕は最初に、楽して稼ぐなんて甘いことは経済の仕組みが許さない、といいました。
「楽して稼げる」を謳い文句にして大風呂敷を広げている人は、危険です。
最初の記事に書いたように、単に経済の仕組みとして稼げなくなって終わり、ならまだいいのですが、中には、大もうけできると謳って高額のNFTを買わせ、運営がゲームごとドロンと消えてしまうという悪質な事例も報告されています。
そう甘い話はないのです。
そこで重要になるのが、「その程度の稼ぎ」に時間を費やすことの功罪です。
実際、上記の稼ぎに対して割に合わないほど、時間を使っています。お金が欲しいなら同じ時間使ってバイトした方が早いです。
ただ、この「割に合わない」というのは極めて主観的な問題であることに注意が必要です。そのゲームが楽しいゲームだった場合、「なんでこんなに楽しいことやってるのにお金までもらえるの」という話になってくるわけです。
そしてクリスペは、何度も何度も書いているように、
なのです笑
もちろん誇張していますし人の感じ方次第ですが、少なくともそう思える人にとっては、それでお金までもらえるなら願ってもない話になってきます。
僕は、少なくとも僕はですが、瞬く間にクリスペにハマり、Twitterのコミュニティ、オフ会なども含めて全力で楽しめています。その中で少しずつでもお金がもらえるなら、こんなにありがたいことはないです。「十分甘い話」である原因が個人の主観的な効用による場合、そしてそれが多くの人に当てはまったとき、そのコンテンツは持続可能なものになるんだと思います(これは、BCGに限ったことではない、ビジネス一般の話でもあるかもしれません)。
最後に一点だけ。
ゲームでデッキを強化するためにはお金を払ってNFT(カード)を購入する必要があります。
上記の大会賞金や賞品は、強いNFTをどれだけ持っているかに明らかに関係していますし、TCGCはもっと直接的にレアリティに応じた配布がなされ、採掘もレベルの高いカードをたくさん持っているほどレアカードが当たりやすくなります。つまり、やはりお金をかけるほど多くのものを得られるようにはなってしまっています(利息や賃料なども通常そうですね)。
そして私はかなり重課金していますので、上記実績は課金と無関係でないことはお断りしておきます。
ただ、クリスペは必ずしも大きいお金をかけたからといって必ず勝てるゲームではなく、上記程度のPlay to Earnに多額の課金は必ずしも必要ないと思います。
無課金でもコツコツやればNFTを入手することもでき、強いデッキを組むこともできます。実際無課金に近い状態や、低課金で上位を取っている方々もいらっしゃいます。
ですから、「稼ぐ」チャンスが誰にでもあるというのがこのゲームの魅力だと思っています。そうであり続けて欲しいです(最近、ブロンズカードのナーフが多いのが気になりすぎています。ブロンズカードのナーフはゲームの価値を損ないます。その話はまた今度・・・)。
また、NFTは転売も可能ですから、購入したNFTが購入した価格で売れるのであれば上記Play to Earn部分は本当にボーナスのようになりますし、場合によっては購入価格より高い金額で売って転売差益で儲けることもできます。ここは、投資ですね。課金も十分に魅力的な選択肢です。
どのくらい投資するかは人それぞれ。でも、Twitterなどを見ていると、重課金をして全力投資している人から無課金で楽しんでいる人までのグラデーションの中で、みんながそれぞれクリスペというゲームを楽しんでいるように思います。そして様々な楽しみ方があります。
まだまだ世間的には認知度の低い(というかBCG全体がそうかもしれないが)ゲームですが、これから将来に向けて、さらに成長していくゲームだと信じています。