愛や絆を感じるのは「愛と絆のホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「オキシトシン」のおかげです。
オキシトシンの分泌が多いと、仲間意識が強くなるのですが、弊害もあります。
それは、「妬み」の感情を生んでしまうこと。
「かわいさ余って憎さ百倍」ということわざがあるように、愛情が強ければ強い分、絆にヒビが入ることに敏感になります。
また、恋人や家族、仲間を奪われるという懸念から、部外者に対する警戒心も強くなります。
愛情は強ければいいというものではないんですね。
参考
「ブラックマーケティング」(中野信子×鳥正博山)120-122頁