「チョベリバ」とか「あげぽよ」とか「激おこぷんぷん丸」とか。
女子高生は昔から自分達でしか通じない言葉を作っていました。
こちろんこれは女子高生だけではありません。
オタクはオタ語を使ってるし、番組プロデューサーは業界用語を使ったりしています。
ではなぜ、彼らは自分達にしか通用しない言葉を使いたがるのか?
それは、集団の結束力を高めるためです。
自分達で作った言葉を使い、自分達で作ったルールに従うことで、お互いに一体感を確認し、「自分達は他のみんなとは違う」という感覚を得ることができます。
「みんなとは違う」という感覚は優越感を得られるので、とっても気持ちいんですよね。
なので、人は自分達だけにしか通じない言葉を作って、仲間意識を高めできたのです。
世界中で言葉がバラバラなのもこの心理にあります。
互いに他の民族とは違う言葉を使い、仲間意識を高めるために差別化を行っていった結果、言葉がバラバラになっていったのです。
参考
『図解雑学 世の中がよくわかる社会心理学』(齋藤勇監修)150-151頁