自分に大きな影響を与えるのは、いつも一緒にいる人たちです。
例えば、家族や同僚、友達などですね。
友達同士で格好が似てくるのは、互いに影響を与え合った結果でしょう。
また、格好だけじゃなく、思考パターンやモチベーションなども、友達からの影響は大きいと考えられます。
社会心理学者シェリフは周囲の人物がどれだけ自分に影響を与えるかを実験をしました。
実験内容はこうです。
まず、完全暗室に中で被験者に小さな光の点を凝視させます。
暗がりで一定時間小さな光を見つめると、たまにそれが動いたように見えるのですが、個人でこれを見ると光が動いて見える人と、動かない人に分かれます。
しかし、3~4人にこれを見せ、「動いたら声に出して報告するように」と伝えると、みんなが「動いたような気がする」と意見を合わせました。
このように人と人は無意識のうちに、互いに影響を与え合っています。
いい影響を受けたいのなら、モチベーションの高い人と付き合っていきましょう。
そうすれば、自分もやる気に満ちて、人生の方向性も大きく変わっていくでしょう。
参考
『図解雑学 世の中がわかる社会心理学』(齋藤勇監修)106-107頁