42代アメリカ大統領ですが、クリントン夫妻の関係者の多くがなぜか不自然な死を遂げています。
しかも1人や2人じゃなく、その数はなんと47人!
その中でも特に有名なのは以下の5人です。
■ジェームス・マクドゥガル(1998年/心臓発作)
クリントン夫妻の不動産ビジネスのパートナー。
しかし、このビジネスには不正があって、後に「ホワイトウォーター疑惑」と呼ばれるようになります。
マクドゥガルはこの不正を訴追され、3年半の懲役刑に受けるのですが、服役中に心臓発作で死亡してしまいました。
不可解なのは、彼が発作を起こしたとき、刑務所に常設されていた除細動器が使用できず、時間のかかる遠方の福祉病院に運ばれたこと。
彼は、クリントン夫妻を訴追しようとしたスター検察官側の重要参考人として裁判に出廷する予定だったのです!
■メアリー・マホニー(1997年/射殺)
ホワイトハウスの元インターンでまだ25歳でした。
彼女はホワイトハウスでクリントン大統領による性的嫌がらせを受けていて、それを大統領を罷免しようとするスター検察官の証人として証言する予定でした。
しかし、彼女が働くスターバックスの閉店後、何者かに襲われ、銃を頭に突き付けて撃つ「処刑スタイル」で射殺されました。
このとき店には4000ドル(約44万円)もの現金が残されていて、何も盗まれていなかったそうです。
さらに出入り口の鍵はきちんとしまっており、無理やり押し入った形跡もなかったのです。
■ジョン・ウィルソン(1993年/首つり自殺)
20年もの経験を持つベテラン政治家で、ワシントン評議会元メンバー。
「マクドゥガルの不動産取引(ホワイトウォーター疑惑)に関する情報を持っている」と主張していたのですが、なぜか首つり自殺をしてしまいました。
彼の自殺は世間に大きな衝撃を与える結果となったのです。
■エド・ウィリー(1993年/ピストル自殺)
ビル・クリントンの資金調達組織のメンバー。
バージニアの森で自ら頭を撃って亡くなったとされています。
この事件の不可解なところは、彼が左利きだったにも関わらず、右手で引き金を引いたとされたと検視報告書に記されたこと。
彼は大統領選の最中、現金の詰まったブリーフケースを持ち歩いていましたが、それは「不正な金」だったという疑いがかけられています。
■ヴィンス・フォスター(1993年/ピストル自殺)
アーカンソー州出身でビル・クリントンの幼なじみ。
弁護士となりローズ法律事務所でヒラリーの同僚となりました。
ビルの大統領就任の際には、次席法律顧問に任命されています。
ただ、ヒラリーの疑惑処理に関わっていたことを議会に追求され、ヒラリーに不利な証言を行う予定だったのですが、拳銃自殺で亡くなってしまったのです。
ただ、検視官は後にこう証言しています。
「自殺と考えるには疑問に残る点が多かった」
なぜなら、目撃者が現場で拳銃を見ていなかったり、フォスターの受信記録などの資料が全て消されていたりしたからです。
ヒラリーがフォスターのオフィスの文書類を廃棄するよう命じていたとも言われています。
さらにフォスターはこんなメモを残して亡くなりました。
「ホワイトウォーターは“ウジ(worms)”の詰まった缶であり、絶対に開けてはならない」
他にもボディーガードやセキュリティ担当者など多くの人が1993年から数年間に不可解な死を遂げています。
「自殺」「飛行機事故」「自動車事故」「銃撃(犯人不詳)」などなど。
特にホワイトウォーター疑惑に関係している人が(クリントン夫妻にとって)タイミングがよく、亡くなっているんですね。
これは果たして偶然なのでしょうか?
参考
「知らなきゃよかった 本当は怖い雑学150」236-237頁
TOCANA