「五つの短い章からなる自叙伝」
第1章
私は通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私は落っこちる。
私はどうしたらいいのかわからない、・・・どうしようもない。
これは私の間違いじゃない。
出方がわかるまでものすごく時間がかかる。
第2章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを見ないふりをして、
またまた落っこちる。
また同じ場所にいるのが信じられない。
でも、これは私の間違いじゃない。
やはり出るのにずいぶん時間がかかる。
第3章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
それがあるのが見える。
それでも私は落っこちる、・・・これは私の習癖くせだ。
私の目は開いている。
自分がどこにいるのかわかる。
これは私のしたことだ。
すぐそこからでる。
第4章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを避よけて通る。
第5章
私は別の通りを歩く。
作/ポーシャ・ネルソン
繰り返し繰り返し・・・それでも
螺旋を描くように成長し続けて
気づきにより変容をとげるんだ❤️