世界鬼学会の会報誌が届きました!
今回は、ぼくの投稿記事「鬼ヶ洞と鬼腰掛岩 : 酒呑童子と八瀬童子の祖先の鬼の旧跡 in 京都洛北八瀬 & 比叡山延暦寺」も掲載されています。
上記の投稿記事では、鬼ヶ洞(おにがほら)と呼ばれる洞窟と、鬼腰掛岩(おにのこしかけいわ)と呼ばれる岩について、それらの場所へ行くための道のりを、動画と地図で紹介しています。
これらの名所旧跡は、酒呑童子や、鬼童丸(鬼同丸)や、八瀬童子(やせどうじ)の祖先の鬼にゆかりのある場所です。これらは、洛北(京都市北部)の八瀬(やせ)と、比叡山延暦寺の周辺にあります。
また、古文献に記されている、それらの場所についての記述も紹介しています。
ちなみに、世界鬼学会(鬼学会)というのは、鬼好きな人たちや、鬼に興味がある人たちが集まる、すてきコミュニティーです。
鬼学会の拠点は、酒呑童子伝説の舞台である大江山の中腹にある、日本の鬼の交流博物館(愛称:鬼博(おにはく))です。(英語表記 : Japanese Oni Exchange Museum)
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))がある京都府福知山市大江町は、鬼にまつわる3つの伝説が残る鬼伝説の地です。その3つの鬼伝説というのは、つぎの3つの伝説です。
● 酒呑童子の伝説:源頼光(みなもとのよりみつ)の鬼退治伝説
● 英胡(えいこ)・軽足(かるあし)・土熊(つちくま)の伝説:麻呂子親王(まろこしんのう)の鬼退治伝説
● 陸耳御笠(くがみみのみかさ)の伝説:日子坐王(ひこいますおう)の土蜘蛛(つちぐも)退治伝説
鬼学会は、このような鬼伝説の地である福知山市大江町から、鬼にまつわる情報を発信したり、鬼についてのイベントを開催したりしています。
世界鬼学会では、鬼の伝説に興味がある人や、鬼好きな人を対象として、鬼学会の会員を募集しています。
世界鬼学会の会員になると、毎年開催される「鬼シンポジウム」のあとの交流会で、学者・研究者の先生方や、おなじ鬼好きの方々と交流することができて、鬼好きな人や鬼に興味がある人同士のつながりがひろがります。
また、年に一回発行される世界鬼学会の会報誌も手に入ります。鬼学会の会報誌には、学者・研究者の先生方や、鬼好きな方々による、鬼にまつわる研究の成果が掲載されています。この会報誌には、あなたの鬼研究の成果を寄稿することもできます。
鬼学会は、年会費もお手ごろです。
鬼学会の会員になるには、下記リンクの「世界鬼学会の概要のページ」のなかにある「事務局」の項目のところの連絡先へご連絡ください。
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))
世界鬼学会の概要のページ
「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」