下記の文献や文章は、先日公開した、「鬼シンポジウム in ふくちやま2019」のPVの映像のなかで引用している言葉の出典となった文献です。(この上にある動画が、そのPVの映像です。)
●能楽の謡曲「大江山」(能本)
●『日本書紀』の「八岐の大蛇」の説話
●『御伽草子』の「酒呑童子」
●香取本『大江山絵詞』の絵巻物
●小松和彦先生の講演「鬼のイメージの起源と変貌」のお話
●「芸北石見神楽の面と衣装展」の「広島神楽」の解説板の文章
●「世界鬼学会の設立目的」の文章
これらの、いろいろな文献などからの引用文の文章や、その引用文の出典を、このPV映像の制作作業の舞台裏の記事に掲載しました。
また、古典の文章からの引用文には、「ふりがな」をつけることで、わかりやすく、読みやすくなるようにしました。
ちなみに、古典の文章からの引用文に「ふりがな」をつけてウェブページに掲載するのは、なかなかたいへんだったりします。
たとえば、この下の画像に写っている文章は、このPV映像のなかで引用している、『日本書紀』のなかの「八岐の大蛇」の説話のところの文章です。この下の画像のなかの文章は、ブログ記事の読者さんが見る画面での表示です。
この下の画像のように、ブログの読者さんが見る画面では、「ふりがな」をつけることで、わかりやすく、読みやすくなるようにしています。
一方、この下の画像に写っている記述は、この上の画像の文章を表示させるためのHTMLの記述です。(HTMLというのは、ウェブページをつくるための記述のことです。)
つまり、この上の画像の文章のように、「ふりがな」がついている文章を表示させるためには、この下の画像のようなHTMLの記述を書く必要がある、ということなのです。
この下の画像のHTMLの記述は、ひと目見ただけでは読めなくて、わけがわからないのではないかとおもいますが、このHTMLの記述を書いたぼく自身も、もはや読むことはできません(笑)。
このように、ウェブページのなかの文章に、「ふりがな」をつけていく作業は、こまかくて、なかなかたいへんだったりします。
とくに、この上の画像の文章の『日本書紀』の文章のように、文章のなかのほとんどの漢字に「ふりがな」をつけていく必要がある文章の場合は、「ふりがな」をつけていく作業が、ものすごくたいへんなことになります(笑)。
それでも、ぼくのブログの記事を読んでくださる読者さんにとって、わかりやすくて、読みやすい文章になるようにしたいので、できるかぎり「ふりがな」をつけるようにしています。
なにかのご参考までに。
「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」