世界鬼学会の会報誌が届きました!
今回は、ぼくの投稿「青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子」も掲載されています。
その投稿では、香取本『大江山絵詞』の絵巻物に記されている「酒天童子(酒呑童子)が変化した楠」を出発点として、それに関連する叡山開闢譚の霊木や、その守護者であった青鬼、そこからさらに、酒天童子の水神としての性質などについてお話しています。
その投稿は、下記のURLでも見ることができます。
「青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子」
https://wisdommingle.com/?p=26203
ちなみに、世界鬼学会(鬼学会)というのは、鬼好きな人たちや、鬼に興味がある人たちが集まる、すてきコミュニティーです。鬼学会の拠点は、酒呑童子伝説の舞台である大江山の中腹にある、日本の鬼の交流博物館(愛称:鬼博(おにはく))です。
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))がある京都府福知山市大江町は、鬼にまつわる3つの伝説が残る鬼伝説の地です。その3つの鬼伝説というのは、つぎの3つの伝説です。
● 「酒呑童子の伝説」(源頼光(みなもとのよりみつ)の鬼退治伝説)
● 「英胡(えいこ)・軽足(かるあし)・土熊(つちくま)の伝説」(麻呂子親王(まろこしんのう)の鬼退治伝説)
● 「陸耳御笠(くがみみのみかさ)の伝説」(日子坐王(ひこいますおう)の土蜘蛛(つちぐも)退治伝説)
鬼学会は、このような鬼伝説の地である福知山市大江町から、鬼にまつわる情報を発信したり、鬼についてのイベントを開催したりしています。
世界鬼学会では、鬼の伝説に興味がある人や、鬼好きな人を対象として、鬼学会の会員を募集しています。
世界鬼学会の会員になると、毎年開催される「鬼シンポジウム」のあとの交流会で、学者・研究者の先生方や、おなじ鬼好きの方々と交流することができて、鬼好きな人や鬼に興味がある人同士のつながりがひろがります。
また、年に一回発行される世界鬼学会の会報誌も手に入ります。鬼学会の会報誌には、学者・研究者の先生方や、鬼好きな方々による、鬼にまつわる研究の成果が掲載されています。この会報誌には、あなたの鬼研究の成果を寄稿することもできます。
鬼学会は、年会費もお手ごろです。
鬼学会の会員になるには、下記のURLの「世界鬼学会の概要のページ」のなかにある「事務局」の項目のところの連絡先へご連絡ください。
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))
世界鬼学会の概要のページ
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/onihaku/gakkai/index.html
「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」