マイサガなどのブロックチェーンゲームなどで何気なく使用しているPolygonネットワークについてですが、今回はPolygonネットワークそのものについて、覚えておいたほうが良い情報を軽く記載していきます。
※ 2021-06-05に作成
先に、情報まとめ
・動画を見た中で最もわかりやすかったPolygonの説明
・Polygon内のDefi等
ETHネットとの互換性を持ったL2のサイドチェーンです。旧名Maticネットワーク
つまり、Metamaskなどのネットワークの設定さえすれば、ほぼETHネットワークと同じ感覚で利用できます。
(EVMとInfura対応なので、開発者側も移植が楽です)
また、Polygonは「独自のPoS」を行ってから、正しい情報をETHネットワークに返却しています。
PolygonはPlasma技術を持ちているので、圧倒的に高速で安価なトランザクションになっています。
より詳しい情報が知りたい方は、Matic公式のライトペーパーの閲覧を推奨します。
https://matic.network/matic-litepaper.pdf
(https://wallet.matic.network/bridge/)
公式のブリッジを用いることで「ETHネットワーク ← → Polygonネットワーク」を自由に移動できます。
入金:約7分
出金:PoSブリッジ 数時間。Plasma 7日間(出金の際はPoSブリッジの選択を推奨します)
出金メモ: ブリッジ(PoS) → polygonのgas → 数時間後 → ETHのgas(出金のGAS代は入金のgasの3倍) → ETHのトランザクションが成立した時点で出金
ちなみに、ETHネットワークの通貨(ERC-20)なら、基本何でも移動できます。
あまり知られていなかったりしますが、ETHネットワークと違って、それほど良くはありません(特にPlasma部分)。
なので、Gas代対策として、ETHネットにある資産をPolygonに多く移動させるのはあまりオススメできません。
何とも。現状のPlasmaのPolygonは、セキュリティの観点から、さほど将来性ないと思われますが、ZK Rollupや、Optimistic Rollupの対応次第で変わってくる可能性もあります。
また、4年で全てのMaticを発行してしまうみたいなので、売り圧は強いかもしれません。
ZK Rollupや、Optimistic Rollup系のレイヤー2の登場までの架け橋、と考えておくのが良いかもしれません。
ただ、セキュリティは犠牲にしていますが、どちらのRollupよりも安価な性質があるので、ブロックチェーンゲームやDappsゲームとかでは、今後も使われていく可能性があります。
忘備録形式になってしまっていますが、より詳しい情報が知りたい方は、こちらの閲覧もオススメしておきます。
以上です。