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◆ 【マイクリ】「アートエディットのやり方」と「収入」に関する話
マイクリプトヒーローズには「アートエディット」という「好きな画像を投稿して、販売とかをすることができる機能」があるのですよね。
これで実際に「どのくらい儲かる」のかが気になったため、試してみることにしました。
◆ アートエディットの仕様について
○ 投稿できる画像は「64 x 64 px(正方形)」の「透過画像PNG(32bitの方)」のみ
マイクリのドット絵のような画像は、全て「64 x 64 px」で構築されているため、この仕様に合わせる必要があります。
(※1 64px以上の画像をアップロードすると、サーバー側でサイズが勝手に圧縮されます)
(※2 一応、「透過画像PNG」以外の画像形式もアップロードはできます)
なお、GIF画像のドット絵である必要はありません。透過処理も使えます(αチャンネル可)。
○ 一度投稿に成功したら、完全に同じ画像は投稿できない
画像のHSV変換とかで、変化量を「1」以上にしてから保存すれば、再度投稿可能になるので、この点はそこまで問題ではないかな。
○ 画像解析AIによる公序良俗違反の判定が存在している
私は、やらかしました(笑)。
「かわいい水着の萌えサンタ」の一部が弾かれてしまいましたね。
しかも、投稿時に「Error」しか表示されないので、わかりづらかったです。
ちなみに、運営によると「エロ判定は結構厳しめ」とのこと。
「胸」や「お尻」や「女性の股間」辺りを大きめに表示すると、投稿は失敗になります。
○ 一度投稿したら、後でいつでも変更可能(無料)
アートエディットスキルのために、別の画像を一旦アップロードしてから、前に作ったイラストに戻す、ということもできます。
○ 同じキャラに対して、2回以上アートエディットを行うと、お金がかかる
投稿したらどんな画像になるのか、というのは2回目以降も無料で確認できます。
あくまで「アップロードの確定と、アートエディットスキルの変更が有料」のようです。
気をつけておきたい仕様は、大体こんなところでしょうか。
他にもアートエディットスキルというゲーム内では超重要な要素もありますが、ここでは省略することにします。
・追記:アートエディットの利用規約は、こちらで確認可能です
◆ アートエディットの実践
私が行った方法で説明していきます。
○ マイクリのキャラクターの確認
PC版でのマイクリでは、ステータス画面において、キャラクターの部分に合わせて右クリックをした後「名前をつけて画像を保存」をすれば「64 x 64 px」キャラクターの画像が保存できます。
これで、小さな絵のサイズがどのように作られているのかを確認します。
サンタクロースはこんな感じですね。
(「64 x 64 px」なので、原寸サイズは、とても小さいです)
○ オリジナルの「ラフ絵」と「線画の絵」を作成
小さな絵を作る上で注意しておきたいことが1つ。
「ある程度大きな画像で作成してしまうと、サイズを縮小した際に『線画』が見えなくなってしまう」、ですね。
「64 x 64 px」の場合は、その4倍の「256 x 256 px」より大きいサイズで絵を作ると、多分線画が潰されます。
そのため、私は「128 x 128 px」で線画の絵を作ることにしました。
(※1 描画ツールは「ペイントツールのSAI」と「AZpainter2」を使用しています)
(※2 「SAI」は「EDGE」と違って「80px」以下の絵を作成するのには不向きなので、元のサイズは「2倍」にしています)
(※3 基本的なゲーム制作におけるイラストの作成は「2~4倍」以上にするのが常識なのですが、「256 x 256 px」以下の小さな絵の場合は、サイズの縮小の影響を強く受けてしまうため、事前に対策しておくか、本番のデータは原寸サイズで作るなどにした方が良かったりします)
・原寸の線画
・拡大した線画
最終的には「64 x 64 px」以内に詰め込まないといけないのですが、その際にデフォルメ化しておかないと、顔や手、足などが小さすぎて上手く認識できなくなってしまうこともあるため、等身を少し減らしたり、あの手この手をつかったりして、体のパーツは「ある程度の大きさ」を維持したまま、画面内にキャラクターを入れ込みます。
・備考:線画の太さについて
線画は、通常のイラストより「太い」+「色が濃い」状態にしています。
これは、縮小時に線画が見えなくなってしまうことへの対策です。ドット絵系のものを大きめのサイズから作成する場合は、線画をハッキリとしておく必要があります。
○ 彩色
色塗りです。楽しい。
(*´∀`*)
・下塗り
・本塗り
この辺は、普通の色塗りの技術(ハイライト無しのギャルゲ塗り)を使用しています。
(色塗りのテクニックの本を1~2冊読んで、実践できるようになれば、上記の画像は比較的簡単に作れます)
・備考:マイクリの色相について
マイクリの場合は、何か田舎っぽいと言うか、色を目立たせない(色が薄い)カラー配色になっています。
そのため、マイクリのキャラと同じ雰囲気にしたい場合は、いくつかサンプルをみて、カラー配色を真似てみるのが良いと思います。
(私は、ギャルゲ……じゃなくて、色気のある「萌えカラー」にしておきたいので、この色を採用)
・追記:マイクリの絵の特徴と傾向
1,顔が大きい(3~4等身のものがよくある)
2,線画にも色がついている(黒色の線画は使わない)
3,口は描画しない
4,レトロ感のある配色
5,線画の外のラインには透過をあまり使わない。ドットで修正している
6,体のパーツがハッキリ描かれている(線画が侵食するようなことを避けている)
こんな気がします。
○ 縮小後のドットの補正
まず、「128 x 128 px」→「64 x 64 px」に画像を圧縮します。
しかし、この画像は使えませんでした。
拡大してみてみましょう。
今回は目の部分の線画が潰れてしまったので、拡大しても綺麗に表示されないのです。
(「128 x 128 px」の小さな画像ですら、縮小すると問題が生じてしまうのですよね)
そのため、ここから「AZPainter2」を使って、ドット単位で修正を行っていきます。
目の描画がハッキリしましたね。
これで、マイクリ内で拡大表示されたとしても、さほど残念な画像にはならない……はずです。
……本当は「髪の毛」「胸」「おしりの部分」のドットを1ピクセルずつ調整して、よりムッチリとした萌えるようなドット絵にしていきたいのですが、やりすぎると時間が足りないので、今回は自重します(苦笑)。
○ 完成!
(運営の○○○○フィルターをスルリと通り抜けるようにしてから)画像を投稿です!
・実際に確認
投稿できました!
これで、可愛い水着のサンタクロースがゲーム内で使えるようになりました。
(´∀`)
○ 余談:なぜサンタクロースを選んだのか
1.安価で売られているから
2,女性キャラクターにしても違和感がないから(マイクリは男性キャラが多いですね……)
3,普通に戦えるから
萌えキャラ作るなら、現時点では「マタ・ハリ」か「サンタ」が妥当ですが、みんなが大好きな「マタ・ハリ」さんは、能力や値段に色々と問題があるので、サンタクロースを採用することにしました。
◆ アートエディットの収入について
頑張って作ったイラストですが、元は収入を得ることが目的なので、(仕方なく)売却します。
(※ 売却したのは別の水着サンタです。そのため、当記事で紹介しているサンタの画像の方には「いいね」がついていません)
……さて、どのくらいの利益になるのでしょうか! もしかしたら、ドット絵のイラスト制作で副業が行えるかも!?
このぐらいのクオリティでは、市場の価格に10~20%上乗せしてしまうと、全然売れませんねー……。
(※1 いいねは結構貰えるので、5~20円ぐらいの収入にはなります……苦笑)
(※2 購買意欲は上がるようなので、市場と同じ価格であれば、売れやすくなるみたいです)
アートエディットの収益化は、凄く難しいようです。
元値もかかるし、作業時間もかかるので、全然割に合わなかったりします。
(ついでに、在庫保有のリスクもあります)
収益化ではなく、遊びで行うぐらいが良さそうです。
……ということで、売れる見込みがない「白水着の萌えサンタちゃん」は、もれなく私のパーティの一員に加わり、INT型にあるまじきブレード二刀流で、マイニング活動を行うのでした。
嬉しいやら、悲しいやら……(笑)。
(`;∀;´)
追記:後に改良した萌えサンタ
・512 x 512 px
◆ マイクリアンテナの紹介
◆ マイクリで「お金を稼ぐ」手法の紹介