えーと、私自身は「感情はできるだけ排除すべきもの」というネガティブな感情をもっていました(ややこしいな)。
ただし先に申し上げたいのは、これは私の場合だということです。
例えば、芸術家や小説家などのように、感情や感性を大事にしなければならない職業の人には当てはまらないですから。
つまり私の場合は、嗜好品や芸術について「感性からではなくて、理屈から入っていったタイプ」であり、なおかつ「感性は普通の人よりも著しく劣ることを知っている」から、あんまし役に立たないと思っていたんですよね。
私にとっての感情は、それが楽しいとか嬉しいとかのような良いものであっても、何かを思考する時には邪魔になる要らんヤツ、だったわけです。
(ただし、例えば「妬み」のような悪い感情も、それを上手く「あいつができたのなら、俺だって」てな感じで、前向きなモチベーションに換える、ということもできますし、これも一つの使い方と言えば使い方でしょう)
しかし、前回の記事の以下の件を書いた時に「あれ?」って、なりました。
がくし様の言う「カネ余りで流動の滞り」って、実は国民の問題だけでなく大手都市銀行のヤツら……いや、皆様方がいろいろやってくれていましたよ?
日銀はゼロ金利政策でお金を市中に回そうとしたのに、彼らは「そのお金で日本の国債を買って利ザヤを稼ぐ」ということをやっとったわけです。
で、そこから日銀様がキレてマイナス金利になった……んじゃなかったっけ。
確かこんな流れだったはずですが、かなり忘れてきているのが自分でもわかります。
しかしあの時のことは、今でも昨日のように覚えています(表のブログにリンク)。
そのことは以下の記事にも書きましたけれども。
上記リンク先の記事でも触れていることですが、該当部分を以下に引用します。
この「つみたてNISA」ですが、三井住友銀行ではネットで手続きができません。
なんと電話で書類を送ってもらうことすらもできず、窓口オンリーなんですよ。
それと開設した後の話ですが、ネットからは残高照会以外はできません。
金額などを変更したい場合は、わざわざ窓口まで行かなければなりません。
で、開設のためにわざわざ窓口に行ったろくがどんな目に遭ったかと言いますと、そこで別の商品を勧められました、というオチでしたと。
もちろん、銀行さんが儲かりそうな(一見はお客さんも儲かりそうな)商品です。
つまりですね、この「つみたてNISA」は手間かかるし儲からないからやる気ないし売る気もない、だから窓口に誘導する集客装置と考えて別の商品を売りつけようとしているわけですよ。
以上です。
この時は夫と二人してキレまくりやったとです。
やっぱり「怒り」という感情が激しかっただけにその分、忘れにくいってことっすね。
そもそも今現在の私が、意地になってこんなんやっているのは何故かと言えば、怒りという原動力がある、というのも大きいですし。
その怒りとは「労働は生産活動の手段であること」や「会社は営利目的で労働者が集うところであること」などの、もっと早くに知っていたら人生が捗っていたのに……というものです。
結局は「知らないから教えられない(意図的に隠していたというわけではない)」ので、その怒りの矛先を親に直接向けても仕方がありませんでした。
だから、もっと役に立ちそうな方向に持って行くしかない、というわけです。