前々回の『梅棹忠夫について、調べてみた』で、故・梅棹忠夫氏が故・アルビン・トフラー氏(以下、トフラー氏)よりも情報化社会について先行していたことに触れていましたが。
今回はそのトフラー氏のことについて、調べて書いておこうと思います。
例の如くALIS内で調べてみると、以下の記事を見つけました(古い順から並べています)。
むむっ、難しいです。
あと、トフラー氏ご自身に焦点を当てたものではありませんでした。
というわけで、本題に入ります(ウィキペディアにお世話になりました)。
トフラー氏はアメリカの評論家、作家、未来学者で、奥様のハイジ・トフラー氏も作家であり未来学者だそうです。
「デジタル革命」「コミュニケーション革命」「組織革命」「技術的特異点」といった「情報化社会」実現の予言に関した業績で特に知られています。
著書では『未来の衝撃』と『第三の波』が特に有名ですが、後者の『第三の波』に先駆けていたのが梅棹氏の『情報産業論』でした。
1963年には『情報産業論』を発表する。アルビン・トフラーの「第三の波」よりもかなり先行した時期に情報化社会のグランドフレームを提示した。
その『第三の波』について、ざっとまとめると以下の図のようになります。
……いや、ざっとしすぎやないかい。
これだけだと申し訳ありませんので。
検索して見つけた夢幻と湧源様の以下の記事をどうぞ。
同じく、桑原政則のBlogger様の以下の記事もどうぞ。
これは梅棹氏の記事ですが、わかりやすくて面白いと思いました。
ウィキペディアの第三の波では、以下のような記載があります。
本書の中でトフラーは、電子情報機器を装備したエレクトロニック・コテージにより在宅勤務が可能になることを予言した。また、これまでの消費者から、生産(produce)と消費(consume)が同時に行われる「プロシューマー」(prosumer)が農業革命時のように復活し、経済構造を変化させることを唱えた。
この「プロシューマー」についてご興味ある方には、一番上のシェアライフくん様の記事『プロシューマーという生き方』がおすすめです。
最後に一つだけ。
トフラー氏は「21世紀の文盲とは、読み書きできない人ではなく、学んだことを忘れ、再学習できない人々を指すようになるだろう」と仰っていたそうですが、これって私とほぼ同世代から上の人に多いんですよねー。
(もちろん全員じゃないですけど)
日本では「学生時代に学んだことは就職するまでに必要なことで、その後は必要ない」になりがちなものですから。
私も自分に興味のあるところだけに偏りがちなので、気を付けようと思います。